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ある日の<俺> 8月9日。 虹の向こうは
昼頃、道路を濡らす程度に雨が降った。
風は生暖かいけど、かなり気温が下がったようだ。朝よりも断然涼しい。そういえば先週の何曜日だったか、立秋だったんだっけ。知らない間に季節は巡り、秋は確実にやって来る。太陽の光がどこかもの寂しくて・・・
あ! 片足だけの虹!
おお、すごい。片方だけなのにどどーんと立ってる。とても鮮やかだ。もう片方が見えなくて残念なくらい。
うーん、全体が見えないくらい大きな虹、という可能性もあるよな。どっかの高いビルの上からなら、それを見ることができるんだろうか。