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ある日の<俺> 8月5日。   狐の嫁入り?

雨の匂いがする、と思ってたら、夕立が来た。


買い物帰り、雨宿りしながら空を見上げると、流れていく早い雲と合間に見える薄い青が、複雑なマーブル模様を描きつつ渦巻いている。そのせいか、こんなに大粒の雨が降っているというのに、空は明るい。


それでも、一気に涼しくなった。


ああ、眩しいな。雲の隙間から明るい陽が差してきた。雨はまだ止まない。どっかで狐の嫁入りでもやってるのかなぁ。


それにしても、お天気雨のことをどうして<狐の嫁入り>って言うんだろう。<狸の婿入り>じゃあいけないんだろうか。





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□■□ 逃げる太陽シリーズ □■□
あっちの<俺>もそっちの<俺>も、<俺>はいつでも同じ<俺>。
『一年で一番長い日』本編。完結済み。関連続編有り。
『古美術雑貨取扱店 慈恩堂奇譚』古道具屋、慈恩堂がらみの、ちょっと不思議なお話。
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