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ある日の<俺> 8月2日。   よくぞ男に生まれけり

夕涼み よくぞ男に 生まれけり


詠み人知らずでそんな川柳があったけど、しみじみそれを実感するよなぁ、こう暑いと。


夕方、仕事を終えて家に帰り、このボロビルの屋上に造ったプランター菜園の植物たちにホースで水をやる。もう濡れても構わないというか、むしろびしょ濡れになってしまいたいというか。途中で脱いだTシャツで濡れた顔や髪をがしがし拭きながら、短パン一枚でホースを振り回す。


まるっきり、ガキだよな。


西の空を見れば、太陽はもう沈みかけてる。夜のとばりが降りるのもすぐだ。そういえば、もう立秋が近いんだな。


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□■□ 逃げる太陽シリーズ □■□
あっちの<俺>もそっちの<俺>も、<俺>はいつでも同じ<俺>。
『一年で一番長い日』本編。完結済み。関連続編有り。
『古美術雑貨取扱店 慈恩堂奇譚』古道具屋、慈恩堂がらみの、ちょっと不思議なお話。
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