表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

25/520

ある日の<俺> 4月12日。 花粉症?

風邪はまだ治らない。

熱はないみたいだけど、鼻水がずるずると。


もしかして、俺、花粉デビュー?


イヤなデビューだな。ま、いいや。今日も駅前のティッシュ配りの兄ちゃんにいっぱい配ってもらったし。・・・俺、そんなに鼻水が辛そうに見えたのかな。商店街では、買い物帰りの見知らぬオバ、いや、奥様に、花粉用マスクをもらってしまった。試供品だというけど、申しわけないなぁ。


今日の依頼は食材の買い物。風邪をうつしちゃ悪いし、買ったものを渡したら、すぐにお暇しよう。いつもは美味しいお茶をいただいて帰ってくるんだけど。


帰りに公園の前を通ったら、雨に流されてきたらしい桜の花びらが堆積(?)している場所があった。淡いピンクもすっかり色が変わってしまっている。


花びらはやがて土に還り、木の養分となる。そして来年、木はまた花を咲かせて・・・ 


うまく言えないけど、命の循環みたいだ。自然て有り難いなぁ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
□■□ 逃げる太陽シリーズ □■□
あっちの<俺>もそっちの<俺>も、<俺>はいつでも同じ<俺>。
『一年で一番長い日』本編。完結済み。関連続編有り。
『古美術雑貨取扱店 慈恩堂奇譚』古道具屋、慈恩堂がらみの、ちょっと不思議なお話。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ