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ある日の<俺> 4月24日。  蜂にたかられる

朝起きたら妙な寝癖がついてたんで、放置してた試供品のヘアワックスを使うことにした。ちょっと匂いがキツいけど、タダだし、ま、良いか、と思いながら外に出た。


蜂にたかられた。


・・・これは製品化しない方がいいと思う。蜂を誘惑するような香りのヘアワックスって、どうなんだよ?


そんなこと考えながら、走って逃げた。

部屋に戻って、速攻でシャワーを浴び、念入りに洗い流す。


タオルでガシガシ頭を拭きながら風呂場の外に出て、急いで服を着直す。改めて出かけようとして、ふと鏡を見た。


朝と同じところが、またぴょんと撥ねてる。寝てないのに寝癖とはこれ如何に。もうどうでもいいや。急がないと約束の時間に遅れる。郷田の爺さん、時間に煩いからな。


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□■□ 逃げる太陽シリーズ □■□
あっちの<俺>もそっちの<俺>も、<俺>はいつでも同じ<俺>。
『一年で一番長い日』本編。完結済み。関連続編有り。
『古美術雑貨取扱店 慈恩堂奇譚』古道具屋、慈恩堂がらみの、ちょっと不思議なお話。
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