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ある日の<俺> 2月24日。  雑草にも春の訪れ

朝起きて顔を洗い、歯を磨いて髭を当たり、コーヒーと簡単目玉焼きサンドを食べる。


デザートのバナナを二口くらいで平らげ、さあ、今日も頑張って仕事するぜと事務所兼自宅を出て鍵を掛け、いつものように冷たいコンクリート階段を駆け下りて。


ふと足を止めた。


アスファルトとコンクリートの境目の、細い細い隙間から、タンポポの花が顔を出してたんだ。緑の葉っぱは小さいのに、一輪だけ咲いた花は大きくて、朝日を浴びて眩しいほど鮮やかだ。


梅の花も開いてきたし、春はあっという間だなぁ。


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□■□ 逃げる太陽シリーズ □■□
あっちの<俺>もそっちの<俺>も、<俺>はいつでも同じ<俺>。
『一年で一番長い日』本編。完結済み。関連続編有り。
『古美術雑貨取扱店 慈恩堂奇譚』古道具屋、慈恩堂がらみの、ちょっと不思議なお話。
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