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ある日の<俺> 1月21日。  霜柱踏み踏み

寒い朝、犬の散歩。


身体が温まるまではキツイけど、実は楽しいことがある。公園コース限定だけど。


「ドンちゃん、こっち行こうぜ」


セントバーナードのドンちゃんに声を掛けると、「おぅん?」と不思議そうに俺のを見る。そりゃそうだわな、普段通らないとこだもん。


道を少し逸れた土の上、それでもドンちゃんは俺について来てくれる。


ざっくざっくざっく


おー、たまんねー、この感触! ・・・ドンちゃんはなんか微妙そうだな。まあ俺だって、いいトシをしたオジサンのすることじゃないってのは分かっちゃいるけど。


やめらんない。


だってさ。霜柱踏むの、気持ちいいんだよ!


・・・一時、霜柱を見るのが辛かったこともあるけどな。もう去年のことだったか・・・。あの時の高校生、ドラッグを止めることが出来たんだろうか。更正してくれてるといいんだけどな。


霜柱と高校生とドラッグの話は、『一年で一番長い日』の「ある年の<俺>の寒い日。」前、後、完結編でどうぞ。 

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□■□ 逃げる太陽シリーズ □■□
あっちの<俺>もそっちの<俺>も、<俺>はいつでも同じ<俺>。
『一年で一番長い日』本編。完結済み。関連続編有り。
『古美術雑貨取扱店 慈恩堂奇譚』古道具屋、慈恩堂がらみの、ちょっと不思議なお話。
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