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ある日の<俺> 12月26日。 たこ焼きひっくり返す

昼飯代わりに、シンジのたこ焼きを買いに行った。特性ソースの香りが胃袋をダイレクトに刺激する。


冷めてもレンジでチンすればいけるけど、焼きたては格別。屋台の真ん前は邪魔になるから、傍の三角公園の入り口のポールに腰掛けて食べようと移動したら。


その手前の段差に蹴躓いてコケた。

たこ焼き、船ごとひっくり返して思わず涙目。


しょんぼりと後片付けしてたら、見かねたのか、シンジがもうひと船サービスしてくれた。「案外どんくさいっすね」と苦笑されたけど、その通りだから何も言えない。


今日のたこ焼きは、格別に美味かったように思う。サンキュー、シンジ。寒かったけど、身体も心もあったまったよ。


なんせ、年末で懐が超ブリザードだからな・・・くっ!


後で、野田の爺さんにもらったミカンを差し入れに行った。


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□■□ 逃げる太陽シリーズ □■□
あっちの<俺>もそっちの<俺>も、<俺>はいつでも同じ<俺>。
『一年で一番長い日』本編。完結済み。関連続編有り。
『古美術雑貨取扱店 慈恩堂奇譚』古道具屋、慈恩堂がらみの、ちょっと不思議なお話。
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