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ある日の<俺> 10月11日。 テーブルに熱いキス

今日の依頼を全てこなした後、事務所(といっても自宅)に帰って経理関係の事務処理をしてたら、いつの間にか居眠りしてた。


ハッ、と気づくと熱いキッスをかましてた。

テーブルと。


パソコンを置いたローテーブルに突っ伏して、顔を押し付けるようにして寝てたらしい。天板に、思いっきり唇の痕がついてる。


まだ脳味噌が半分眠気に侵されたままぼんやりそれを眺めていたら、くしゃみが出た。いかんいかん、新型インフルエンザの脅威が叫ばれる今日この頃、ウィルスなんかに隙を見せてる場合じゃない。


消毒になんちゃってビールでも飲んで、風呂入って寝よう。ん? 俺、晩飯食べたっけ? あれ? 


・・・


ボケるにはまだ早い。ビールの前に、熱い味噌汁ぶっかけた納豆飯でも食うか。


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□■□ 逃げる太陽シリーズ □■□
あっちの<俺>もそっちの<俺>も、<俺>はいつでも同じ<俺>。
『一年で一番長い日』本編。完結済み。関連続編有り。
『古美術雑貨取扱店 慈恩堂奇譚』古道具屋、慈恩堂がらみの、ちょっと不思議なお話。
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