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ある日の<俺> 5月13日。 トマト葉っぱプランターに憚る

雨が降るのか降らないのか、曖昧な天気だったけど、昼間の予定が少し開いてたんで、屋上プランター菜園にミニトマトの苗を植えることにした。


商店街はずれの園芸店で、活きのいい苗を選ぶ。普通?のミニトマトの他に、黄色いのやら黒いのやら、色んなのがあってびっくりした。去年は気づかなかったなぁ。


普通サイズのトマトもあったけど、プランターだとミニトマトの方が育てやすいんで、初心貫徹、いかにもミニトマトなプチトマト(同じじゃないのか)を選んだ。


で。プランターにそれを植えようとしたら。


今年はまだ何も植えてないはずの土に、買ってきたのと似たような葉っぱが出てる? あれ? 匂いをかいでみたら、なんと、紛うことなきトマトのかほり。


これは・・・去年育てたやつの種が残ってて、いつの間にか芽を出してたんだな。今日まで気づかなかったなんて、俺ってマヌケ。それにしても、たくましい。買ってきた苗と一緒に、これも大切に育てよう。


赤くて丸い実がたくさん成ったら、今年もののかと収穫するんだ。


たまにしか会えないけど、お前と過ごす時間を楽しみに、パパは今日も頑張るぞ!


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□■□ 逃げる太陽シリーズ □■□
あっちの<俺>もそっちの<俺>も、<俺>はいつでも同じ<俺>。
『一年で一番長い日』本編。完結済み。関連続編有り。
『古美術雑貨取扱店 慈恩堂奇譚』古道具屋、慈恩堂がらみの、ちょっと不思議なお話。
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