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ある日の<俺> 4月9日。  星と蒲公英

緑萌える草地の中に、点々と咲くタンポポ。ここのは地に這うように茎が短いから、鮮やかな黄色の花だけをいっぱいに散りばめたみたいに見える。


──お星さまみたい!


ののかの、はしゃいだ声を思い出す。春休み中、元妻は娘との面会日をいつもより多くしてくれた。けど、学校が始まったから・・・


「はぁ・・・」


長期休みが終わったら、親はほっとするもんだっていうけどさ。俺はたまにしか会えないからさ。


タンポポ摘んで、ツクシも摘んで、楽しかった春休み。


次は、シロツメクサ摘みに行こう。うん。

さ、仕事、頑張るぞ!


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□■□ 逃げる太陽シリーズ □■□
あっちの<俺>もそっちの<俺>も、<俺>はいつでも同じ<俺>。
『一年で一番長い日』本編。完結済み。関連続編有り。
『古美術雑貨取扱店 慈恩堂奇譚』古道具屋、慈恩堂がらみの、ちょっと不思議なお話。
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