表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

131/520

ある日の<俺> 3月25日。 散髪しに行こうかな

今日はちょっと寒かった。雨もパラついたし。


昨日、セキセイインコのピーちゃんを無事捕獲した。──頭に糞落とされたけど。飼い主の若生さんがたいそう感謝してくれて、規定の料金に加えて商店街の商品券を五千円分もくれた。ありがたい。


散髪でも行くかなぁ。伸びてきてるし。


会社勤めをしてた頃は、フロアの誰かひとりが頭をこざっぱりさせてくると、皆思い出したように、というか、まるで競い合うかのように、次々と散髪してきたものだ。あれはあれで面白い光景だったと思う。女の子たちが笑ってたし。


んー、前に自分で切った時は、お客様には笑われるわ、元義弟の智晴には怒られるわ、散々だったなぁ。


よし。久しぶりに散髪屋に行くか。商店街のあの理容店なら、確か商品券が使えたはず。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
□■□ 逃げる太陽シリーズ □■□
あっちの<俺>もそっちの<俺>も、<俺>はいつでも同じ<俺>。
『一年で一番長い日』本編。完結済み。関連続編有り。
『古美術雑貨取扱店 慈恩堂奇譚』古道具屋、慈恩堂がらみの、ちょっと不思議なお話。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ