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ある日の<俺> 3月7日。 啓蟄過ぎてにょろにょろにょろ

今日は昼間暖かかったんで、薄着してた。

・・・日が暮れてから、急に冷えた。


青田さんちのペット、なんちゃらパイソン(名前忘れた)のミーちゃん。春めいた陽気に誘われて脱走したのはいいが、寒くて動けなくなったらしく、青田さんちの隣の隣、鳥山さんちのベランダの隅で小さくなっているのを見つけることが出来た。


白蛇のミーちゃん、丸くなってるとかわいい、かも。


動かない(動けない)ので、簡単に保護用ケージに入れることが出来た。そして。外のベランダとはいえ、自分ちに大蛇が潜んでたことを知った鳥山さんは・・・泣いてた。蛇、嫌いというか怖いんだって。


青田さん、平謝りに謝ってたけど、許してもらえるだろうか。何でも屋だからって、そういうトラブルの仲裁は出来ないからなぁ。下手にかかわると両方から恨まれることになるし。


啓蟄からほんの数日後の出来事。ミーちゃんも、外国から来たんだから、日本の暦に忠実にならなくてもいいのに。


べくしょっ! うう、くしゃみが出る。この時期、着るものに注意しないと、油断すると風邪引くことになる。気をつけなくちゃ。


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□■□ 逃げる太陽シリーズ □■□
あっちの<俺>もそっちの<俺>も、<俺>はいつでも同じ<俺>。
『一年で一番長い日』本編。完結済み。関連続編有り。
『古美術雑貨取扱店 慈恩堂奇譚』古道具屋、慈恩堂がらみの、ちょっと不思議なお話。
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