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黄泉夜譚 ヨモツヤタン  作者: 朝里 樹
第一四話 妖の血
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三 妖の血

 小町と恒が町へ出かけたそのころ、美琴とみすずの二人は城の天主にある部屋から、夢桜京(むおうきょう)を見下ろしていた。区画できっちりと分けられた夢桜京の町は、上から見ると壮観だ。

「みすず、昨夜は小町になんの相談を受けていたの?」

「うふふ、それがですね美琴様、あの子ったら(わらわ)に恋の相談ですよ?

いつの間にやら大人になっていたのですね」

 そうみすずは嬉しそうに手を合わせる。どうやら、晴明の予想は当たっていたようだ。

「そう。あの二人なら、安心だわ」

「そうですね。小町も恒様の側にいたことで、色々なものを得ていたのですね。こうなれば恒様は私の弟も同然です。なんとかして、今の状況から救ってあげたいですね」

「そうね。茨木童子の居場所さえ分かればいいのだけど。それともそろそろ、あちらから仕掛けて来るかしら」

「もう一千年近くになりますか、本当に長い因縁ですね。それほど、あれは大きな戦いだったということでしょうか」

「ええ。あれに匹敵するのは江戸時代の山ン本(さんもと)の時ぐらいなものよ」

 かつて、平安京が魔京と呼ばれたころがある。六体の大妖(たいよう)が京に集まり、(いくさ)を繰り広げた時代のことだ。その六体の中に、美琴とみすずもいた。

 伊耶那美、白面金色九尾の狐、酒呑童子、大天狗、土蜘蛛、鵺と呼ばれたその(あやかし)たちは、各々がそれぞれの理由と勢力を以て京に集まり、互いの妖力を削り合った。それは、日本における妖怪たちの最初の大きな戦いでもあった。

 今生き残っているのは、その半分しかいない。だが、彼らの下についていた妖怪たちの中には未だに生き残っているものもいて、自分の主を死に追いやった妖を憎んでいるものもいる。茨木童子もその一人だ。

「生き残ったのは、私とあなた、それに海松橿(みるかし)だけだったわね」

「はい、海松橿様にもしばらく会えていませんね」

 海松橿は土蜘蛛族唯一の生き残りだ。現在は九州の異界を統治している。

「ええ。たまには会いたいわね。でもまずは、目の前の仕事を片付けてからね」

 そう言った直後、美琴は何かに反応した。これは(けが)れの気配だ。しかも並大抵のものではない。続いて巨大な妖気が漂ってきて、それにはみすずも気がついたようだった。

「美琴様……」

 みすずが立ち上がろうとした時、彼女に使えている雄の妖狐が現れて、早口に言った。

「玉藻前様!京で妖たちが暴れている様子!この国のものたちではないようです!」

「分かりました。では京の者たちの避難を指示してください。それに、城の者たちは住民の救助と、治療に向かってください。場合によっては戦闘も許します」

「分かりました!」

 雄の妖狐はそう言って姿を消した。

「座っている場合じゃないわね」

「はい、妾たちも行きましょう」

 美琴も立ち上がった。そして、二人は同時に天主から飛び降りる。地面に着地すると、丁度そこに晴明がやってきた。

「晴明様も気付かれましたか」

「ああ、巨大な妖気が複数、それに弱い妖気が大量に夢桜京に蔓延している」

「とにかく強い妖気の方を叩くしかなさそうね。晴明、あなたは小町と恒を探してくれる?あの子たちはまだ町にいるはずなの」

「分かりました。美琴殿も、みすずも気を付けて」

 三人は迅速に行動を開始した。鳥の式神を呼び出し、それに乗って飛び上がる。美琴とみすずも既に塀を飛び越え、町の方へと走り始めていた。




 

 町の光景は、ひどいものだった。あらぬ方向に視線を向けた人間たちが街中を徘徊し、妖怪たちを襲っている。いや、正確には人間だったもの、か。虚ろな目で歩き回る彼らの体には、霊体がなかった。つまり、肉体だけを何者かによって操られている。

 手に何か武器となるものを持っているものもいれば、何も持っていないものもいる。体の一部が千切れているものもいるが、操られているのだから関係ない。紐の切れた操り人形のような奇怪な動きで石畳の上を歩いている。

「人間の死体ね」

「はい。死したものをこんな風に利用するなんて、ひどいことを。妾はこの能力には覚えがあります」

「私もあるわ。朱雀門(すざくもん)の鬼。まさか夢桜京にいるときに襲ってくるとはね……」

「鬼たちが恨みを持っているのは美琴様方だけではありませぬ。妾たちにも恨みを持っています。夢桜京を狙うことは考えられましたが、しかし同時にとは」

「とにかく見ている場合ではないわ」

 美琴とみすずは同時に、それぞれ紫、山吹の妖気を体に纏った。美琴が太刀を抜くと同時に斬撃を放ち、前方にいる数十体の屍をまとめて薙ぎ倒す。

「行くわよ」

「はい、とにかく大元を見つけねばなりませんね」





「なんやの、これ」

 小町は首をぐらぐらと揺らしながら歩いて来る死体を見て、そう言った。人間の死体が、夢桜京の町を埋め尽くそうとしている。

 これに似たものを杉沢村の事件で見たことがある。だが、あれらとは何かが違う。恒は考える。杉沢村の死体たちは殺意の塊のような感じだったが、この死体たちはそうでもない。ただ、攻撃を行わないという訳ではなく、目の前に妖怪を見つけると殴るなり噛みつくなりしようとする。ひとりならどうということはないだろうが、この数だ。囲まれればただでは済まないだろう。

「小町さん大丈夫?」

「うん。この死体たちには霊体はないみたいやね。なら誰かに操られとるんやろか。とにかく美琴様や姉様のところに戻らないと、恒ちゃん、行こう」

 その瞬間に、死体たちの目が一斉に二人を見た。濁った眼球が二人を映す。その異様な光景に恒は背筋が寒くなるのを感じた。

 死体たちはぎくしゃくとした動きで二人に向かって歩いて来る。

「まさか、恒ちゃんという言葉に反応しとる?」

 小町が呟くように言って、恒を見た。死体たちは動きを速める。

「恒ちゃん!こいつらが狙ってるのは恒ちゃんや!早く逃げんと!」

「う、うん!」

 みすずは恒の手を取って、走り出す。すると、後ろの死体たちまで走り出した。動きは異様なまでにぎこちなく、足をもつらせて倒れるものも何人もいる。だが、それらを踏みつけにして、死体は津波のように迫ってくる。

 何故自分を狙うのか、恒には分からなかった。この異界に来たのは今回が初めてだ。

 小町は自分の手を握ったまま走り続けている。彼女一人ならもっと早く走れるはずなのに、そう思い、恒は手をほどこうとする。

「小町さんだけでも先に逃げてよ!僕のせいで掴まりそうじゃないか!」

「そんなことできるわけないやない!恒ちゃんはいつも一人で何とかする!私は恒ちゃんを守ってあげるって、誓ったんやから」

「美しい友情だねえ」

 そう低い声が、前方から聞こえてきた。小町と恒が立ち止る。そこに見えるのは、頭部に二本の角を生やした、茶色の皮膚をした鬼。身長は二メートルほどで以前見た鬼よりは小さいが、その笑い顔には言い知れぬ威圧感があった。

「だけど、どうせ死ぬんならそんなもの意味ないけどね。馬鹿みたい、で終わるだけでさ」

 そう言って、鬼は腰に差した刀を抜いた。それを逆手に構える。

「なんやあんた」

 小町は恒の前に立って、そう尋ねる。

「俺?俺は鬼童丸(きどうまる)。君どいた方がいいよ。俺たちが殺さなきゃいけないのはその後ろの小僧だからさ。まあ、俺は別にそんなのどうでもいいんだけど、殺さないと茨木がうるさくてさ」

 鬼童丸は刀を弄んでから、刃先で地面を二、三度叩いた。恒は後ろを見る。死体たちは動く様子はないが、道を塞がれていて逃げ場はない。

「小町さん、僕のことはいいから!僕のせいで小町さんが怪我をするのは見たくない」

「私だって恒ちゃんが傷付くところは見たくない」

 小町は鬼童丸を睨んだまま、右手に持った葉を薙刀へと変化(へんげ)させる。そしてそれを両手で構え、刃先を鬼童丸に向ける。

「怪我をする?何言ってるのさ」

 鬼は裂けた口で笑った。

「死ぬんだよ。怪我で済むわけないだろ?」

 鬼童丸が地面を蹴った。小町が迎撃しようとするが、鬼はその薙刀を簡単に弾いた。さらに体制を崩した小町の脇腹を日本刀の先が抉る。

「小町さん!」

 倒れかけた小町の体を恒が支えた。傷が深いのか、小町は脇腹を押えながら荒い息を吐いている。それなのにも関わらず、小町は気丈に恒に笑いかける。

「大丈夫だから、恒ちゃんのことは私が守るから、ね」

 恒は首を横に振った。

「僕は小町さんが死ぬところは見たくない」

 恒はそっと、小町を横たえた。そして、鬼童丸に向き直る。

 恒は父の形見である横笛を握った。体中が熱くなるのを感じていた。それは今までに感じたことのないものだった。目の前の鬼が、まるで怖くなかった。

「小町さん、僕はあの時約束したじゃないか」

 小町が自分の味方でいると約束してくれた日、恒は彼女に誓ったのだ。握った横笛が槍に変わる。そして、自身の体も変わっていくのが、恒には分かった。恒はそれを受け入れた。今は、小町を救うための力が欲しかった。

「いつか僕が、小町さんのことを守るって」

 恒は槍を構えた。そこにあるのは、白い肌をして、二本の角を額から生やした鬼の姿だった。




 美琴とみすずが同時に放った斬撃は、二人の視界にあった屍たちの姿を一撃で消滅させた。屍たちは、強い攻撃を加えるとその体を水に変えて崩れる。やはり朱雀門の鬼の操る死体の特徴だ。

 だが、屍は次々と現れる。これではきりがない。

「これで妖力を消耗でもさせるつもりかしら」

「それよりも時間稼ぎの方が目的なのではないでしょうか。妾たちが恒様から離れている時間を作るための」

 恐らくそうなのだろう。殺すのに難儀する自分やみすずを狙うより、恒を狙った方が早い。美琴は唇を噛む。晴明が間に合ってくれればいいが。恒の側には小町もいる。二人とも失う訳にはいかない子たちだ。

 屍たちの向こうに、ひと際大きい影が見えた。赤黒い皮膚をした、巨大な蛇の妖。

「今度は何よ……」

 美琴は溜息を吐く。蛇の妖怪は二人の姿を認めて、甲高い声を上げた。

「美琴様、あの妖は妾が受け持ちます。貴方様は早く、鬼たちの元へ」

「……分かったわ。済まないけれど頼んだわよ、みすず」

「御武運を、美琴様」

 美琴は走り出して、大蛇の前で一気に跳躍した。噛み付こうとする蛇の牙を避け、背後に着地する。そして、振り返らずに走り出した。




 茨木童子は火の見(やぐら)の上に立ち、夢桜京を見下ろしていた。死体たちが蠢き、鬼童丸やあの蟲毒によって作られた怪物が暴れまわる。そこには、美しい(みやこ)の姿はない。茨木童子は嘲るように笑った。

「俺たちの居場所を奪っておいて、呑気に暮らしている方がおかしいだろうに」

 千年に渡る因縁、その決着を今日だけで着けようなどとは思っていない。ただ、あの裏切り者の子供を殺すのにはいい機会だった。

「俺も動くか」

 茨木童子は櫓から飛び降りる。その姿は、灰色の皮膚に三本の角を生やした鬼の姿に変わっている。




 小町は恒を見上げた。その姿は、今までの恒の姿ではなかった。皮膚は白くなり、筋肉が隆起し、角が生えている。恒は小町を庇うように彼女の前に立ち、鬼童丸に槍を向けている。

「恒ちゃん……」

「小町さんは、僕が殺させない」

 だけど、その心までは変わっていない。彼の妖の血が覚醒したのだ。自分を、守るために。

 小町は場違いな高揚感と、そして不安が湧き上がるのを感じた。覚醒したばかりの恒に、あの鬼は倒せない。このままでは彼が殺されてしまう。小町は必死に立とうとするが、傷は思ったよりも深く、動けない。

「ああ、思い出したよ。あの裏切り者もそんな顔をしてたなあ。どうでもいいと思ってたけど、その顔を見てたら腹が立ってきた」

 そう鬼童丸は笑いを浮かべ、刀についた血を舐めた。小町はそれを吐き気のするような気で見る。こんな奴に恒を殺させる訳にはいかない。

「恒ちゃん、逃げなきゃだめよ!恒ちゃんじゃあいつには勝てへん!」

「分かってるよ。でも、誰かが来るまでの時間稼ぎぐらいはできるかもしれない!小町さんを一人置いてはいけないよ」

 鬼童丸のいらついたような声が聞こえて来る。

「全く、甘ったるいこと言うね。でも、俺は甘いもの嫌いなんだよね」

 鬼童丸が迫って来て、恒に向かって刀を叩きつけた。恒は槍を両手に持って、その斬撃を耐える。

 恒が相手の攻撃を防いでいるのではない、鬼童丸はわざと恒の持った槍に攻撃を加えて楽しんでいる。反撃に転じることさえできない恒を嘲っている。小町の薙刀を握る手に力が籠る。

 恒が隙をついて槍を突き出すが、鬼童丸は簡単にそれを避けてしまう。そして、恒の右腕の肉を刀のさっ先が抉った。

「恒ちゃん!」

 恒は左手で右腕を抑え、膝をついた。小町は何とかその場所まで移動して、恒に抱きつく。せめて、恒が殺されるところは見たくない。それなら、最後まで一緒にいるつもりだった。

「妖気まであの裏切り者とおんなじ陽か。まあいいや、どうせすぐ死ぬんだし。ついでにあの九尾の妹、お前もだよ。君たちが死んだら、伊耶那美や九尾はどんな顔をするのかな~」

 楽しそうに残酷な笑いを浮かべて、鬼童丸が迫る。そして、恒と小町の血が滴る刀が振り上げられる、が、その姿は一瞬で小町の視界から消え去った。

「ぎりぎりだな、間に合ってよかった」

 懐かしい声に、小町はその主を見る。そこにあるのは、鬼童丸を睨む自身の兄の姿。その両手には、式神が握られている。

 思わず涙ぐみながら、小町は安堵の息を吐く。

「恒ちゃん、兄さんが来てくれたよ」

「晴明さんが?よかった……」

 恒は右腕を抑えたままそう言った。姿は既に元の人間のものに戻り始めている。

「二人ともよく頑張った。あとは私に任せなさい」

 晴明は両手の式神を構える。その視線の先で、土の式神に弾き飛ばされ、全身を覆われた鬼の姿がある。

「晴明か……、久し振りだね」

 だが、鬼童丸はあっさりと体を押し潰そうとする土の式神を吹き飛ばした。

 小町と恒の前で、半人半妖の陰陽師と鬼とが対峙した。




 美琴はこの事件の元凶であろう妖怪を探して、そして見つけた。

 その鬼は、夢桜京の大通りの真ん中に立って、美琴を待っていた。

「茨木童子、懲りないわね」

「その余裕振りが腹立たしいな、伊耶那美」

 茨木童子の体を灰色の雷が纏う。茨木の属性は雷。ずっと昔から知っている妖気だった。それに、既に戦う気に溢れているようだ。

「夢桜京にいる私を殺せるとでも思っていたの?みすずもいるのに」

「俺も貴様らをこの場で殺せるとは思ってはおらん。今日はただの宣戦布告だ。貴様と、九尾にな。まあ、ご自慢のあの裏切り者の子供がどうなったかは知らんがな」

 そう茨木童子は鼻で笑った。恐らく今回の鬼どもの狙いは恒だ。この国には恒を知るものはほとんどいない。こうして一斉に鬼たちが動き出し、戦力を分散させることで恒を殺そうということなのだろう。黄泉国と違い、ここの住人たちにとって美琴はただの異国の主。それについて来た自分たちに関わりのない半妖怪を誰が助けるのか、そうこの鬼は思っているに違いない。

 だが、恒を助けに同じ半妖怪の晴明が向かっている。きっと間に合ってくれているはずだ。今の自分はこの相手に集中するしかない。

 美琴は太刀を正眼に構える。それを見て、茨木も腰の右側に差した打刀に左手を、左側に差した打刀に右手をそれぞれ引き抜いた。刀身に灰色の(いかずち)が走る。

「貴様はこの手で殺す。酒呑童子様の仇は、この手で取らせてもらう」

「たった一人で私に勝てるとでも?」

「ほざけ」

 茨木の振った右の刀から電撃が放たれる。美琴はそれを十六夜で弾いた。そして、両者は互いに向かって走り出した。



異形紹介

・安倍晴明


 平安時代中期の京に実在した陰陽師であり、また多くの伝説を残している人物。

彼の出生の伝説としては、人と狐の間に生まれた子である、というものが有名だが、それは前話の異形解説の、「葛の葉」の項目にて解説しているので、それを参照にしていただきたい。

 『今昔物語集』によれば晴明は幼少時、加茂忠行(かものただゆき)に陰陽道を学んでいたが、ある夜、晴明は普通の人間には見えるはずのない鬼たちの姿を見て眠っている忠行にそれを知らせ、危機を乗り切る。それによって忠行は晴明を手放しがたく思い、彼に陰陽の全てを教え込む。

 これは「此道を教ふること瓶の水を移すがごとし」と書かれるほどであった。

 また、天文道も学んだ彼は、陰陽師、天文博士として当時の朝廷に仕えた。その中で、彼は前世や未来、病気などを占い、また式神と呼ばれる鬼神を使役したとされる。

 『源平盛衰記』によれば晴明は妻が式神の顔を恐れるので、それらを京の一条戻橋の下に置き、必要な時には呼び出していたのだと言う。

 式神は草の葉、神などから生みだされ、鳥や童子の姿を取り、日常の雑事から他者の呪殺まで、様々なことに使われた。また晴明は自身の式神で相手の呪詛を跳ね返したりもしていた。

 また、晴明は命を祭り替える(死に臨んだものと、生きているものとの命を入れ換える)ことができ、それは泰山府君の祭と呼ばれたと言う。

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