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仮定  作者: 花霞
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お祖母ちゃん

「遊園地のジェットコースターとかも怖くてさ!」


少し体を震わせながら言う尭人。

へぇ・・・?可愛いところもあるじゃないw


「CMとかでも流れるじゃん!?どうして皆あんな平気で乗れるんだろっていつも思うんだよね」

「そうかな?私は案外好きだけどなw」

「そうか・・・・?じゃあ杏の嫌いな乗り物は?」


嫌い・・・?

そりゃ・・・決まってるでしょ?

「お化け屋敷よ」


うっあぁあ口にするだけで怖くなってくるわ・・・!


「まじで?」

「まじでよ!そもそも幽霊自体怖くて仕方がないのにあんな物作ってっ!!!」


幽体離脱とか心霊写真とか金縛りとか妖怪とかそういうの本当に怖いのよねっ。


「尭人と大体一緒よ。どうしてあんなのの中に入れるのかしら」


不思議で不思議で仕方がないわよ!!!!


「あっ・・・(杏可愛いっ!!!!)俺は大丈夫かなw」


「そう?」


ってか尭人異様ににやついててきもすぎるんだけど。


「あっ!家見えてきたわよ!あれよ!」


丁度前を見ると家があったので私は指をさして言った。


「へぇ・・・・?なんか俺の部屋見たいな家だな・・・」


・・・こいつなんて言った?


「え・・・っともっかい言ってくれるかな?尭人君」

殺気のオーラーを出しまくりながらにこりと笑って私は言った。

尭人はただならぬ殺気を感じたのか

「何も言ってません」

と涙目で言った。


「あら?杏ちゃん?」


私を呼ぶ声が聞こえたので後ろを向くとそこにはお祖母ちゃんがいた。


尭人はお祖母ちゃんの姿に驚いたのか私に小声でしゃべってきた。


「なぁ?この人誰?もしかして杏のお姉ちゃん?」

「違うわよ。この人は私のお祖母ちゃん」


「お祖母ちゃん!?????」

耳元で大声を出す尭人。


あぁ・・・うるさ・・・

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