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恋愛恐怖症!?  作者: mimuka
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今でも鳥肌が止まらず、貧血で倒れそうになるぐらい、苦手。


「じゃあ愛実から触るのは?」


「それは…大丈夫みたい」


自分からはあんまり触らないけどね。


「ふぅん。なら、今度は愛実からキスしてよ」


「はぁ? さっきしたでしょう?」


「実験実験。リハビリだってば」


理由になっていない…。


でもこの男は危険人物。何せ眼が笑っていない。


渋々顔だけ振り返り、そっと唇を合わせた。


「…どう?」


「言った通りよ」


大丈夫だったけど…さすがに恥ずかしい。


「まっ、ゆっくりいこうか」


そう言いつつもまだ解放してくれない。


やっぱり荒治療だと思いつつも、この腕の中にいることがイヤではないと思えた。



<終わり>

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