王都に向かいます
ではさっそく「ステータスオープン」
おぉー
目の前に画面が現れた。
名前:藤堂あいり/アイリ
年齢:18
族:人間
スキル:業務スーパー/生活魔法/鑑定/創造神の加護
その他:神バック
生活魔法なるものはよくわからにけど「やっぱり、異世界だから魔法が使えるんだね」
しかし「魔物とかでるのだろうか?」この森大丈夫?
「と、とりあえず王都へ向かうか。でも東ってどっち?」
今は午後ぽいから太陽と反対側に進んで行こう。
しばらく歩いていくと、道っぽいのに出た。
さらに遠くの方に城壁が見えてきた。
そして城壁に向けて歩いてると後ろから馬の足音が聞こえてきた。
「ちょっと、馬の音が聞こえるけど大丈夫なのかな。」
どこかに隠れるか・・・無念
「そこの者、そこでこそこそ何をしている」
まさかの、ワイルド系イケメンに見えるいかつい人に話かけられた。
しかも、見るからにイケメンの外国人風の青年たちがこちらを見ている。
ざっと10名ぐらいの騎士隊
「えぇっと、王都に行きたいですけど・・・迷ってしまいまして。ははは」
「この辺では見ない格好だが、どこから来たのだ」
「えーっと、日本ってところですね。ここからかんなり遠くのところです」
「ニホン!?聞いたことのない国だ。黒髪黒目まさか!落ち人なのだろうか」
「落ち人ってなんですか」
「あぁ、何年かに一度この世界とは別の場所からくる者のことを落ち人というのじゃ。その者は変わった技術など知識を持ち、この世界を発展させるといわれている。その為、落ち人は王国に保護してもらったりと自由に生活したりと優遇されておる。たまに出てくる勇者に関しても落ち人が多い」
「そうなんですね。私はたぶんその落ち人ですね。異世界からきましたから。ただ勇者ではないですけど」
「そうか、とりあえずどうする?国で保護してもらうか?」
「いえ、それは大丈夫です。せっかくなんで自由に暮らしたいですし、やってみたいのともありますし」
折角スキルがあるんだから、異世界を見て周るのもいいし、お城なんて堅苦しいそうだし。
「そうしたら、とりあえず王都まで、送ろう。」
「よろしくお願いします。」
そうして、騎士隊とともに王都に向かうのだが、なぜ私はこんなイケメンと一緒に馬に乗ってるのだろうか?
一緒に乗せてくれてるのが、この隊の副隊長である、カイトさん
ざっと見185cmぐらいで、サファイアブルーの瞳に青に近い黒髪。
密着し過ぎて、ドキドキが止まらない。
早く王都に着きますように‼︎