無
ただ何となく生きてきた
ただ何となく過ごしてきた
やりたいこともない
趣味もない
好きと言えるものもない
嫌いなものは人間という生き物
ただそれだけだった
ただ呼吸をして 酸素を取り入れ二酸化炭素を排出する
ただ朝になったら起きて 夜になったら寝る
だたそれだけの日々
何の変化もない つまらない日々
いつだったか 誰かに言われた
その言葉がきっかけだった
周りに合わせて笑う
周りに合わせて行動する
周りと同じものを好きになる
周りを同じものを嫌いになる
いつしかそうやって
周りと同じことをする“オレ”ができた
そのかわり
俺は周りを見下し出した
オレをも蔑んだ
そうでもしないと
俺が狂ってしまいそうだった