大好きだと伝えたくて・・・
私、紺野 美紀は、すごくあこがれてて、とっても大好きな芸能人がいます。
それは、二階堂 神君です。
神君は、歌手であり俳優でもあり何より私と同じ年なのです!!
こんなに嬉しいことはありません。
「麻奈~」
「どうした?美紀」
「神君ってめっちゃ格好いいよね、本当見るだけで幸せかも~」
「神君が芸能人になれるんだったら美紀だってこんなに可愛いんだから芸能人になれるって」
「私は演技下手だし歌下手だし何より可愛くなんて無いよ・・・」
「美紀はそう思ってるかもしれないけど・・・私は絶対に美紀は可愛いと思うけどな」
「ありがとう麻奈」
麻奈は私の親友で何でも言い合える仲です。今思うとやっぱり親友は必要だって思う・・・。
麻奈は何でもアドバイスしてくれるし困った時だって助けてくれた。
私にとって大事な・・・必要な存在・・・。
キーンコーンカーンコーン
「じゃままたね」
「うん。じゃね美紀」
私が一番いやなのは親友の麻奈と一緒のクラスじゃないこと・・・それが私は一番気に入らない・・・
「早く席に着きなさい」
あの先生は斉藤 勝先生でとっても面白くて優しい先生です。
「今日は転校生が来ました。なんとその転校生はこのクラスです。
あとモットすごいことが!!!なんと・・・芸能人なのです!!」
『え~~~』
みんなはすごく驚いている・・・まぁそりゃーそうだよね、芸能人なんだもん
「では来て下さい」
・・・
アレは・・・!!!!!
「おはようございます・・・二階堂 神です」
神君じゃないか!!・・・めっちゃ嬉しい!神君会えるなんて
「キャーー神くーん」
「ありがとう、でもココは学校ですから普通にしてください」
性格も格好いい・・・
・・・
「ではこれでホームルームを終わります」
『ありがとうございましたー』
・・・
「美紀ー」
「麻奈・・・」
「転校生が神君だって聞いたよ、良かったね」
「うん、うん」グスッ
「なーに泣いてんだよ、嬉しいことだろ・・・あぁうれし泣きってやつか」
「うん、よし私決めたよ」
「なに?」
「告白する・・・」
「いきなり?!」
「これだけ好きだよって伝えたい・・・これからも頑張ってもらえるように応援する!」
「そっか、頑張れよ」
「うん!」
私は、神君に気持ちを伝えに行った
「神君・・・話あるんだけどきいてくれる?」
「なに?」
「神君あのね・・・私ね、すっごく神君が大好きで歌も好きだし・・・神君が出てるドラマだって毎日見てます」
「うん、それで?」
「これからも歌手として、俳優として一生懸命頑張ってほしい」
「えっ!それだけ?」
「それだけって?」
「付き合ってとかないの?」
「それは・・・あるけど、やっぱり神君にはたくさんのファンがいるから・・・ファンのためにも頑張ってほしいから」
「!!!・・・惚れた」
「へ?」
「惚れたよ・・・キミに」
「え~~~!!」
・・・・
私はこれからどうなるんでしょうか、私にもわかりません・・・
しかし、神君ハッキリ言い過ぎだよ・・・////
小説を読んでいただき、ありがとうございました。
この小説には、恋愛のことだけじゃなく
友情もはいっています。
麻奈と美紀との友情の大切さがこの小説にはこめられているはずです!
わかっていただければ嬉しいです。