かつて卑下して好きな少女を追い求めていた俺、ある日突然目覚めてその少女の追求を諦めることにしたら、結果的にその少女が逆に自分を追い始めたのはどういうことだろう？

桐谷秋（きりたに あき）原は周りの女の子にいじられる卑屈な男だった。
しかし、「恋愛リワードシステム」という特別な能力を手に入れた。
そのシステムのルールは、卑屈に特定の女の子を喜ばせれば、報酬、お金、学力、運などを無制限に得られるというものだ。
しかし、女の子が桐谷秋に告白したら、その女の子からはもう何の報酬も得られなくなる。
そこで女の子が言う、「秋くん！もうそんなに無下限に私に尽くす必要はないわ、私、あなたの彼女になってもいい。」
俺、「私が君を喜ばせたいのは、彼女になってほしいからじゃない。君を喜ばせることが好きだからだ！図々しくなるな！女よ！」
これは、卑屈な男が最初に高嶺の花のような女の子を喜ばせ、男が諦めた後…女の子が彼の良さを知って逆に追いかけ始める物語である。