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戦闘準備

「まずこのホテルの地下に駐車してあるSUVにリモコン付き爆弾が

 付けてあった、その車の残留指紋にスナイパーのキム・ヨンヒと

詐欺師の鈴木聡の指紋ともう1つマッスルカーブの社員を

脅して捕まった男の指紋が有りました。

この三人はどんな関係は分かりませんが、

何かをしようとしています。なんとしても捕まえなくてはなりません」


「了解」

マギーがそういうとマギーと蓮華と桃華は服を脱ぎだし

全裸になって炭素繊維のウエアを着た。

「ああ・・・」

三雲は三人の裸を見て赤面し仁木は目を伏せていた。


「仁木さん三雲さん二人ともこれを着てください」

「なんですかこれ、輸入物のセクシー下着みたいじゃないですか」

「なるほどセクシーですね」

亮は隣にいるマギーの体を見てつぶやいた。


「これは炭素繊維で作った、防刃、防弾のアンダーウエアです」

「本当ですか?こんなに薄いのに・・・」

仁木は手に持って天井のライトに透かして見ていた。

「まあ、試してみる必要はありませんが付けないよりは

 ましです」

亮に言われて仁木と三雲も裸になってそれを着た。


「二人とも良い体しているんですね」

蓮華がしみじみと仁木と三雲の体を見た。

「そりゃ機動隊で10キロのジュラルミンの

盾を持たされて鍛えられましたから」

「10キロの盾?」

警察側が絶対的な強さを持つアメリカで育った

マギーはジュラルミンの盾の意味が分からず首を傾げた。


「アメリカでは凶悪犯人を取り逃がすと、新たな被害者を生むので

 車で体当たりをしたり、相手がピストルを持っていたら撃ち合いなります。

それはすべて善良な市民の為なんです」

マギーがアメリカの警察の正当性を語った。

「日本では凶悪犯の取り逃がしで何度も被害者を生んでいるんです」

元警察官の仁木はそれを憂いていた。


「日本は昔のように決して安全な国ではありません、麻薬売買、地下カジノ、

 振り込め詐欺被害はなんと400億円にもなっているんです」

「ええっ!悪人に400億円も取られたの?もったいない!」

桃華が目を丸くして答えた。


「僕が目指すのは今の警察では捕まえられない

 悪人を捕まえる事です。その為には僕の持てる力をすべて

 注ぎます、協力をお願いします」

「はい!」

仁木と三雲は力強く答えた。

「蓮華、桃華はホテルメイドになって

雪さんが送って来た怪しい宿泊者の部屋を

 当たってください」


「了解!」

亮からノートパッドを受け取った桃華は蓮華と走って出て行った。

「仁木さんはこれをもって会場のサブから客席を監視してください」

亮は箱からライフルケースを取り出した。

「三雲さんは会場内の警備です」

「了解」

「マギーは僕と一緒に行動してください」

「了解」


「みんなあと30分で葛原が逮捕されます、その騒ぎに乗じて奴らは

 何かをする可能性があります」

四人は顔を見合わせ亮とマギー、仁木と三雲は0821号室を出た。

「雪さん、ホテルの在室率は?」

亮はイヤフォンマイクで雪に聞いた。

「390室中264在室です」

「空室が126室ですね。雪さん、さっきの

怪しいカップルは何処へ行きましたか?」


「はい、そのカップルを蓮華たちが調べましたけど

 男性の方がプロ野球選手で女性がファッションモデルの不倫です」

「不倫ですか・・・了解、何かあったら連絡をお願いします」

亮が雪に言おうとした時、雪が話を遮った。

「亮さんヒットしました。フロントを槇島真司が通過しました」

「了解、すぐに向かいます」

亮はマギーに合図を送りエレベーターに乗った。


「亮さん。その男智子さんと一緒にパーティ会場に入って行きます」

「本当に槇島真司ですか?鈴木聡の間違いじゃないですよね」

「はい、耳と眉の部分で99%槇島真司です」

亮は智子が何かの事件に巻き込まれたのではないかと心配になった。

「では、槇島の顔写真をみんなのスマートフォンに送信してください」

「了解、智子さんはどうしますか?」

雪は智子と槇島を引き離すことを考えた。


「智子さんは相手が何者か知らない可能性があります。

早く保護をしないと・・・」

亮は会場に行くまでの時間が惜しかった。

「亮さん。森さんと早苗さんが会場に入っています、連絡をしますか?」

「ああ、森さんが・・・お願いします」

亮は森が居てホッとした。


「亮、蓮華です。30室チェックをしたけど

奴らの部屋が見つからない。あと96室もあるけど・・・」

蓮華の声は完全に焦りの声を上げていた。

「雪さん、トイレの入口の監視カメラの映像を1日日

前からチエックしてください」

「了解」

雪はホテル内にあるトイレのカメラ映像をチエックした。

~~~~~

「お父さん、私ロビンに交際を申し込まれました」

美佐江は輝機に正式にロビンを紹介した。

「お父さん、どうか美佐江さんとの交際を認めてください」

「もちろんだ、おめでとう。千沙子の香港に次いで今度はアメリカか

・・・美佐江、美宝堂をどうするつもりだ?」

秀樹はファッション部門、宝石部門の娘二人が香港と

アメリカに嫁に行くことを不安になった。


「別に今まで通りよ。私アメリカに住むつもりないもの」

「なんだって、じゃあ遠距離交際?」

ロビンは驚いて美佐江の顔を見た。

「ロビン、私を好きなら私の所に来てください」

「はあ、はい」

ロビンは強気の美佐江に従うしかなかった。


「美佐江、随分に強気だな」

「ええ、私長女ですから」

美佐江は秀樹に笑いながら答えながらロビンにウインクをした。

「お父さん、長女ってなんですか?」

「うーん、簡単に言えば君は世界一幸せな男になるという事だ!」

秀樹はロビンの問に答えロビンの肩を叩いた。


「ありがとうございます。ミスター團」

ロビンは輝機に敬意を表して頭を下げた。

「ロビン、婚約指輪は私がデザインするわ。いいでしょう」

「うんうん」

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