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六本木のマンション

「ええ、そのつもりで葛原が住んでいる六本木ヒルに

部屋を用意しました。それと優弥が

チョングシャンプーの輸入を客に頼んだと聞きました。

その潜入捜査を今夜しようと思っています」

「それは危険よ!」

美咲は亮を諌めた。


「大丈夫です、客と言うのはHIT新宿西口支店長の

園田と言う女性ですから

満更僕とは無関係とは言えません」

「わかったわ、くれぐれも気をつけて何か

あったらすぐに連絡を頂戴!」

「了解です」

亮は紀子とめぐみの前で電話をかけた。


「ロビン亮です」

「おお、亮か。僕は日本の日曜日の午後に着く予定だ」

「分かりました、1つお願いがあるんですけど、

ハイド弁護士事務所と提携している

 弁護士事務所が日本にありますか?」

「ああ、連絡しなくて申し訳ない

来週渉外弁護士事務所ハイドロイヤーズが

大手町に開業する」


「渉外ではないんですけど仕事をお願いしたいんです」

「ちょうど良かった。亮との顧問契約を

頼んで来いとオヤジが言っていた。

 オープニングパーティがあるから出席してくれ」

「はい、是非。では依頼の件は事務所で話します」

「ああ、会うのが楽しみだ」


「気をつけて、姉にも伝えておきます」

亮も口には出さなかったが親友ロビンと会うのが楽しみだった。

「紀子さん、めぐみさん月曜日に弁護士に相談しましょう」

「はい」

紀子とめぐみは弁護士と聞いて何故か体が暖かくなった。


「紀子さんそろそろラジオの収録に行かなくては」

「あっ、そうだわ」

紀子が時計を見ると2時を指していた。

「浜松町ですよね、送っていきますよ。

この後六本木に行きますから」

「あ、ありがとう亮」

紀子は自分の仕事場に男性が送ってくれるのが嬉しかった。


「じゃあ、私も一緒に行く」

めぐみは久々に亮に甘えたかった。

「くそ!私が一緒に居たかったのに・・・」

美咲は悔しさで床を蹴飛ばして呟いた。


そこに浩二から亮の元に電話が掛かってきた。

「亮さん、昨日は時計ありがとうございます。

明日AVの撮影があるので出演しませんか」

「本当ですか、出ます出ます」

「相手の女優さんは道端ゆかと水樹アンナを

大勢で犯す集団物で男優はベテランの向居さんです」


「ありがとうございます。頑張ります」

亮の声があまりにも上機嫌だったので

浩二は慌てて仕事の内容を説明した。

「すみません、男優ではなくて後ろで白いブリーフを

履いてシコシコやるその他大勢で女優さんとは

できませんよ。日当は5000円です。

明日の朝9時に中野AVスタジオに集合です」


「はい、了解です」

「あっ、ブリーフは向こうで用意するようです」

「そうですか・・・」

亮はどんなブリーフを買うか悩んでいた所に

浩二に念を押されてしまった。


「誰からの電話?嬉しそうな顔をして」

美咲は女からの電話と疑って亮を睨みつけた。

「明日、AV男優デビューです」

「AV!いやらしい」

紀子は地位も名誉もある亮が

AVに出演するなんて許せなかった。


「いいえ、潜入捜査です。AV女優もチョングシャンプーを使っている

可能性があるんです、その他に芸能人も使っている言う噂も・・・」

「わかったわ、あまり変な事しないでね。

結構あなたは有名人なんだから」

「あはは、わかっていますよ」

亮はそう言いながらもAV男優を極めたいと思った。


「そうだTUTAYAに行こう!」

亮はそう言って立ち上がった。

「美咲さん、何かあったら連絡を取り合いましょう」

「了解じゃあまたね」

美咲は不機嫌に焦げた焼肉をつまんだ。


「美咲さん、一杯いかがですか?」

尚子は美咲にグラフを渡しビールを注いだ。

「亮、私たちもう少し食べていくわ」

「はい、遠慮しないでどんどん食べて行ってください、

支払いは気にしないで下さい」


亮は帰り際に美咲をなだめている

尚子とタッチして帰っていった。


亮は紀子を新橋に送るとめぐみを

乗せてレクサスで六本木に向かった。

「この車豪華で素敵」

紀子が社内を見渡した。

「そう言えば亮はどうしていつも

色々な車に乗っているの?」


「元々は父親の趣味で新しい車を買うんです」

「えっ、じゃあ家は車だらけ?」

「いいえ、気に入らないのは中古で売ってしまいます

 メリカリで」

「ウソ!」


「あはは、ウソです。父はその為に中古車会社を作りました。

 欲しい車が言ってください」

「はーい」

めぐみは頑張って働いて父親に自動車を

プレゼントしたかった。


「亮、今度は六本木に部屋を借りたの?」

めぐみが運転する亮の膝の上に手を乗せた。

「亮、私めちゃくちゃ汚れてしまったわ、

あれから事務所の社長、スポンサー、カメラマン、

出版社の副編集長、海外での写真撮影は

スタッフ全員に回されたわ。


「それは気の毒です。でもめぐみさんは少しお馬鹿です。

エッチをするとすべての男性が喜ぶと思っています」

「ええ、みんな喜ぶわ」

「それは巨乳グラビアアイドル内田めぐみを

抱いた喜びじゃないですか?

優しくて芯の強いそして料理の上手な東北の

女性内田めぐみは誰も知らないはずです」


「ええ・・・」

めぐみは目に涙を浮かべた。

「このままだといずれセクシー女優になるように、

説得されるはずです」

「ええ、わかっています。知り合いの

グラビアアイドルが三人セクシー女優になりました」


「忘れてください、うちの事務所に来たらそんな

事許しません。その代わり仕事はしっかり

やってください。そうだ時間を作ってクッキングスクールへ

行ってください、そこで料理を勉強して『めぐみの家庭料理』

YouTubeで配信しましょう。いずれは料理本を出版するのも

1つですね。実戦はうちの調理人に指導を受けると良いですよ

みんな喜んで教えてくれますよ」


「はい、お願いします」

めぐみの顔は輝いた。

「エッチをするのは恋人だけにしてください」

「わかった、しばらくは亮が私の恋人でいい?」

「分かりました。彼氏が出来るまでですよ」


「うん、必ず亮以上の素敵な男性を見つけるからね」

「はい」

亮は右手で助手席のめぐみの手を握った。

亮とめぐみは中村和美とインテリアコーディネーターのいる

六本木ヒルの部屋に入った。


「お疲れ様です。中村さん」

「大体、寸法を測り終えました。明後日家具を入れられそうです」

「分かりました、では3日後に撮影をしましょう」」

「わあ、素敵東京が一望に見渡せる!」

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