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オーディション

亮とウイルソンたちが会場の上のホテルの

ロイヤルスイートルームで

ドライアイスプロジェクトの話をしていた頃、

羽田空港近くの埋立地に車が止まり

青々とした草むらの中に全裸の

男の体が乱暴に投げ捨てられ

その車は走り去っていった。


男の顔は顔面が潰され大きく開けた口は

歯が全部抜かれ両手首が切断されていた。


その男の遺体を発見したのは

翌朝バードストライクを防止のための

巡回中の野鳥監視員の双眼鏡だった。


~~~~~

ロイヤルスイートルームでインターネットで

直子をジョージやソフィアを別室に置いて

ラルフ・スチュアート

が参加して話し合いを始めた。


ドライアイスプロジェクトは奥が深く、バイオ燃料製造と

深くかかわり、砂漠の温度低下と緑化を進めるコンセプト

あり、砂漠の緑化こそが地球の気温を下げる物と

基本概念があった、またドライアイス発電の理論を聞いて

ウイルソンの顔色が変わった。


「そこまで進んでいたのか・・・」

「はい、この先はぜひオーストラリアとアメリカでの

 直接会談をして、契約を進めてください」

「わかった、すぐに渡米を進める」

ネットによる三者会談が終わった。


「ミスターダンありがとう、有意義な時間だった」

ウイルソンは亮と握手をした。

「ところで、私の娘が日本のアニメが大好きで

 今度二人が日本に遊びに来た時、面倒を見てくれないか?」

「良いですかよ、喜んで」

「じゃあ、頼むよ」

ウイルソンとソフィアが亮と握手をした。


二人は席を立って窓際に行くと

ジョージは亮の耳元で囁いた。

「亮、娘っていくつか知っているのか?」

「中学生ですか?それとも小学生?」

「バカ、二人とも女子大生だ」


「えっ!だってアニメファンって

言っていたじゃないですか?」

亮の言っているアニメはアンパンマンか

ドラえもんかと思っていた


「アニメファンだから子供だとは限らないぞ、

セーラームーン、ワンピース、コードギアス、

エヴァンゲリオン、鋼の錬金術師、ガンダム

ポケットモンスター、進撃の巨人、デスノート

ナルト、ドラゴンボール、鬼滅の刃

宮崎駿アニメ。俺でもこれだけ言える。最近では」


「まあ、そうですけど・・・良く知っているなあ・・・」

亮は年頃の女子大生の面倒見る事を想像すると

めまいがした。

「しかも、コスプレ好きで二人ともミスコンの常連だぞ。

うっかり手を出したら

 どうなるかわかっているな」

「わ、わかっているよ」


そこに三野美智子から電話が掛かって来た。

「團社長私。朝の連ドラオーディション受かりました」

「おめでとう」

亮の返事がそっけなかった。


「それだけですか・・・」

美智子は亮がもっと褒めてくれると

思って、声が涙声だった。

「どうしたんですか?」


「脇役だけどオーディションに受かったんですよ」

「あはは、おめでとうございます。

 別な事を考えていました」

亮はキャバクラの事を考えていた。。


「はい、すごいですね」

テレビドラマ低迷の今アイドルを出演させて

ドラマの質を落とし

視聴率一桁がざらでスポンサー離れで

テレビ局苦労している中、

公共放送局は安定したドラマで

ギャラが安くてもあこがれのドラマである。


朝の連ドラはプロダクションのしがらみが無く

一部を除いて完全オーディションなのは事実だった。

「分かりました。お祝いしましょう」

「はい、嬉しいので今日会えませんか?」


「分かりました、どこにいます?」

「実はマネージャーと銀遊亭でお祝いしていたんです」

「じゃあ、スタッフの皆さんに挨拶しなきゃ」

「今日は二人で会いたいんですけど」

「では家に送って行きながら」

「じゃあ、迎えに来てください」


亮はホテルを出て美宝堂の

ビルの地下駐車場に入った。

「あった」

亮は駐車場の端に黒のGRスープラが止めてあった。

亮は警備室に走って行き警備員に聞いた。

「すみません、團亮です」

「ああ、亮様」

警備員は亮に頭を下げた。


「あのう、GRスープラ」

「お預かりしています」

警備員は金庫からキーを取り出して

亮に両手で渡した。

「これでホッとしました。亮さんが必ず取りに来るから

 預かっておいてくれと社長に仰せつかっておりました」

「そうですか、済みませんでした」

亮は舌を出してGRスープラの所へ走った。


「さあドライブへ行きましょう」

亮は美智子の電話を掛けた

「ウフフ、嬉しい」

亮はすぐに銀游亭の前に車を止めると

美智子を乗せてすぐに走り出した

亮の運転する400馬力近いGRスープラの

加速は身体がシートに押し付けられた。


「すごい!」

美智子が喜んでいた

「團さん、驚いた」

「はい、まさか女優を始めてすぐに

オーディションに受かるなんて驚いています」


「たまたま、先方のイメージに合ったみたいだけど

 それなりに努力したんですよ」

「そうか、努力したんだ」

「團さんに抱かれたくて、うふふ」

「はあ、はい」


「私、あなたの女になりたいんです」

美智子は支配を好む女性で、芸能界ではとても危険な

性格だった。

業界には監督やプロデューサーは支配的で

上から物を言われるとあっという間に

惚れてしまう女性が多い、美智子はその

分類かも知れない。


「それから、お友達の神村さんの方針が決まりました」

「えっ、どんな?」

「本人の希望もあってアクション女優を

 目指す事になりました」

「アクション女優ですか?」


「はい、ダイエット筋トレをしているうちに

 アクションをやりたくなったそうです。

 日本ではアクションをする、ミラジョボビッチや

 シャーリーズ・セロンやスカーレット・ヨハンソン

 など主役を張れる女優が居ませんからね。

 素晴らしいトレーナーが居るのですぐに

 目が出ると思います」


「すごい!」

「あなたに言って居ないかもしれませんが、

彼女は美人でスタイルが良くて淑やかであなたへの

コンプレックスがそうさせたそうです。いい事です」

「そうか、親友だと思っていたのに」

「親友だから言えない事もありますよ」


「そうか、私も明るくて積極的な由香に

コンプレックス持っていたわ。私も頑張ります」



あっという間に新橋から第一京浜に入り

芝4丁目を左折して旧海岸通りを走り

レインボーブリッジに乗った。

「わあ、夜景が綺麗」

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