45 かくれたらこ
皆さんこんにちは。
水産加工食品のたらこですよ。
みなさんはどんな作品を読まれていますか?
たらこはやっぱりエッセイが多いですね。
エッセイは読みやすいと以前にもお伝えしましたが、やはり読みやすさって大事なんですよ。
読みにくかったらこれといって印象に残りませんし、そもそも最後までよめませんからね。
折角書いた作品が読まれなかった。
そんなことになったらとても悲しい想いをするのです。
ポイントゼロ。ブクマゼロ。PVもほぼ毎日ゼロ。
こんなに悲しい想いをしたらこれから作品を書き続けようとは思えなくなっちゃうかもしれない。
だからなんとか頑張って、読みやすい作品に仕上げたい。
そこで提案なんですが……いっそのこと文章のギアを下げてみてはいかがでしょうか。
難しい単語を使うことを、文章のギアを上げると表現しています(今思いつきました
つまりギアを下げて優しい言葉を使うだけで、とっても読みやすいエッセイに仕上がるのです。
たとえば……
例文 『彼女は意味深に髪をかき上げ、気だるげに俺を見ている。』
っていう文章があったとするじゃないですか。
これを、こう変えるわけです。
例文 『髪をふぁさっとして俺を見る彼女。目がじっとりとしている。』
……いや、逆に分かりづらいなコレ。
こんなんでPVが上がったらこれまでの苦労は難だったんだってなりますよね笑
いやいや、もうちょっとよい言い回しがあるはずです。
例文『髪をかき上げる彼女はジト目で俺をみる。』
ううううん……なんか違うなぁ。
あんまりしっくりこないです。
いっそのこと、こうしましょう。
例文『髪の毛ふぁさ! 彼女「じーっ」』
……だめだこりゃ。
意味不明すぎる。
必要な情報を抜きすぎてんですよね、コレ。
意味が分からん。
擬音は表現を簡略化するのにとても便利ですが、やりすぎると逆に分かりづらくなるという例ですね。
この例文は失敗作です。新しく文章をかいたらこれよりも分かりやすくしましょう。
はい。
今までの文章のなかに「たらこ」はいくつ隠されていたでしょうか。
たらこを探すためのお話でした~~~~~!
……すみません。
たまにはこういうエッセイも書きたくなるんですよ。
前回、前々回、全然前々回(?)も重い話だったので、たまには軽くて緩いやつを……と思いまして。
文章の中に意味もなく含まれている「たらこ」でしたが、こうした「かくれたらこ」を見つけると微妙にテンションがあがるのです。
「たらこ」が発生する状況はまちまちですが、大抵のばあい「~~たら」と「こ」で始まる言葉(特に「これ」とか)がくっつくと出来上がるのです。
間に「、」が挟まれていないと発生しやすいのですね。
こんな下らないことを考えながらエッセイを読んだりしているたらこですが、たらこの文字を見つけると思わず( ̄ー ̄)ニヤリとしてしまいます。
さて、こんな下らないお遊びですが、こういった言葉を「ぎなた読み」と言います。
似たような状況になる言葉がよくあるので、その一例を紹介しますね。
・ 暴力二男
はい、なんて読みましたか?
「あばれかにおとこ」って読んだ方はいますか?
正解は「ぼうりょくじなん」ですね。
文節を暴力/二男で区切ると正しい読み方になります。
でもぱっと見だとカニ男に見えちゃいますよね笑
・ この先生きのこるには
正式な読みは「このさき いきのこるには」です。
ですが「この先生 キノコるには」って見えなくもないのです。
一時期ちょっとだけ有名になりました(なぜかはしらん
ポイントは生き残るをあえて「生きのこる」と書くことですね。
こうすると読み間違い率が上がる(どうでもいい解説
・ アフガン航空相撲殺される
こちらは撲殺と航空相がくっつくことで、読み間違いが起きました。
実際にこういう事件があったそうです。
相と撲がくっつくと、どうしてもスモウって読んじゃいますよね。
・ けがなくてよかったね
文字通り、けがなくてよかった。
ほんとうによかった。
とまぁ、こんな感じで紹介したわけですけど。
あと一個だけどうしても紹介できない、破壊力抜群なぎなた読みがあるのです。
知ってる人はもうお察しのことかと思います。
でも、ここには書きません(かきたい
ということで今回はここまで。
次回まであじゅ~~~~~