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36 世界観の構築

 皆さんこんにちは。

 今日もエッセイを更新しますよ♪


 皆様は物語を書く時に世界観ってどのように作ってますか?

 たらこはあんまり考えないで書いてますね。

 テンプレを使って小説を書くと、世界観もセットになってついてくるので、そこまで深く考えないんですよねぇ。


 あんまり記憶力もないので、独特な世界観を構築しても自分で覚えられない。

 メモを取るのも苦手だし、情報をまとめるのも苦手。おまけに細かいことを詰めるのも苦手。どうしてもテンプレ世界観に頼り切りになっちゃう。


 オリジナルの世界観を備えた小説を読むと、すごくびっくりします。

 自分にできないことをやってのける人って、しびれるし憧れますね。

 素直に尊敬できるのです。



 ◇



 じゃぁ、そんなたらこが世界観について、少しだけ語りたいと思います。

 あんまり深く設定を練らないたらこですが、ここだけは最低限抑えておきたいと思っているベースとなる部分。


 それは異能が現実にもたらす影響です。


 この異能っていうのは、人間が本来持たない力のことです。

 超能力や魔法。あとチートとかも含まれますね。

 あと人間と比べて長寿だったり、体格が大きかったりとか、通常と比べてハイスペックな亜人種の存在。アンデッドや天使など普通は存在すらしない種族などの持つ異常性など、これらのもつ不思議な特徴などもまとめて異能と表現しています。


 現実に存在しない能力を持った存在は現実世界とは乖離した世界を形成するはずです。


 特に魔法の存在は無視できません。

 この異能は人間が当たり前に使っているので、その世界の社会制度や宗教、経済や文化に必ず影響を及ぼすはずです。

 なのでたらこはまず、魔法などの異能と社会制度の関係から世界観を構築します。


 異世界物だったら宗教と魔法の関係をベースに社会を構築して、そこから各国の社会体制や民族性などをプラスしながら作っていく感じですね。

 あんまり考えすぎると頭がパンクするので、ある程度制限していますが、主人公の身近な国や街くらいはある程度細かく詰めます。


 ただこの作業は主人公を物語のど真ん中に放り出してから行うので、書きながら同時進行で世界観を構築していくことになります。

 なので大変に脳がビジーになります。

 でもとっても楽しいからあまり苦になりませんが。


 世界観が少しずつ明らかになっていくのと同時に物語も進んでいくので、とってもワクワク楽しい気持ちになります。

 物語を書き始めた時は特に楽しくて、ノリにのった状態になれるのです。


 ただこの方法だと矛盾が生じやすいですね。

 やっぱり。


 気を付けてはいるのですが、矛盾点を見つけて修正することはよくあります。

 序盤で付け加えた設定が後で足を引っ張ることもしばしば。

 だーからー最初にちゃんと設定を練っておく必要があると思ったんですねぇ。


 じゃぁ、最初に全部考えてみようということで、活動休止中にプロットの制作と設定書の制作を行ったんですね。

 でもプロットと設定書を作ったとしても、プロットを更新するたびに設定が矛盾するという謎現象が起きました(なんで⁉


 後半になると最初に考えた設定が見事に没になるくらいに世界観が変わっていました。

 ストーリーを構築していくうちに、物語の序盤で必要だった舞台や組織の設定が、後半の状況と上手くかみ合わなくなっていったのです。

 なので一から設定を練り直す必要がありました。最初に考えていた設定はほとんど全没の状態。


 まぁ、全没といっても、一部は内容を変えて流用したりしましたけど。

 でも全部ひっくるめてなかったことにするくらいには異なる内容になりました。


 なぜこうなるのか。


 それはストーリーが進まないと、必要な設定も分からないからです。

 たらこの場合、世界観はストーリーに合わせて構築していくものだったので、ある程度プロットが固まらないと、その世界に必要な設定が分からないことが多いです。

 物語は世界の全てを見せるわけではなく、その世界に住む一個人である主人公の視点で進みます。

 なので主人公の目線でしか世界を見ることができないわけですね(サブキャラに視点を変えれば視野も広がりますけど


 主人公がストーリーの中で色んな体験をすることで、その物語に必要な世界観と設定が見えてきます。

 必要な設定が分かったら、少しずつ追加していく。

 逆にストーリーがない状態で世界観の設定を行ったとしても、本当に必要な設定がなんなのか分からない。


 物語を書き始めてからずっとこのスタイルでやって来たので、結局のところ主人公が動いてくれないと、世界観も明らかにならないんですね。

 筆者である自分自身もどのような世界がこの物語にふさわしいのかが分からない。


 この手法は行き当たりばったりだと思うのですが、今のところたらこにはこのスタイルがばっちりはまっています。

 なのでまずは最初にストーリーを全部作って、その後で世界観を含む設定を手直しするのがベストな方法なのかなぁって思っています。



 ◇



 こうして文章にしてみると、自分が何を考えて物語を作っているのかが見えて面白いですね。

 これからの課題も見えてきます。

 エッセイの執筆は自分の頭の中を整理するよい手段(あたまのたいそう


 ストーリーや世界観を構築する際に一番必要なのは、順序だてて物事を整理する力だと感じております。


 なので頭の整理をする目的でもエッセイを書いていきたいと思います。

 しばらくこういう感じで自分向けの内容が続くかも……デス!


 

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