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34 設定の仕様書

 今日も元気に連載エッセイの更新なのですよ。

 そろそろネタがつきかけてきそうで、なかなか尽きないですね笑


 今回はちょっと以前から思っていたことをお話したいと思います。

 ずばり設定について。


 物語の中で色んな特殊な力を持つものを登場させると思うのですが、その仕様について皆様はどのようにしているでしょうか。

 たらこの場合、前回もお話したと思うのですが、あまり深く考えずに登場人物や設定を追加したりします。


 設定をノリで追加していくと、だんだん自分自身で分からなくなって、不安になってしまうのです(だめだこりゃ

 なのでちゃんと設定は練ってから書いた方がいいよなぁと思う所存であります。


 なんで設定を練らないと困るかというと、やっぱり矛盾が生じてしまうんですね。

 これって指摘されないとなかなか気づかなくて、自分で読んでもあんまり違和感なく読めちゃうんですよ。

 自分が書いた小説ってそれだけで楽しいですから笑


 設定に矛盾が生じる原因としては、以前に書いた部分のことをすっかり忘れて後から設定をバンバン追加した結果、気づかないうちに仕様が変わっちゃってるんですよね。

 なのであとで読み返して初めて矛盾が生じていることに気づくという。


 いくつも矛盾を発見すると、手直しするのが大変なのです。

 なおしても、なおしても、見つかる矛盾。

 ううん……これはひどい。


 そう言うことにならないように、あらかじめ設定を練っておいて、矛盾が生じないように仕様書を作った方がいいと思った所存。

 活動休止中もプロット作成と並行して仕様書を書いていました。


 仕様書を書くのは楽しいですね。

 やっぱり書いていると矛盾が生じちゃうんですけど、別に投稿してる作品じゃないからいいかなって。

 それに仕様書を手直しするだけなのでラクチンなのです。


 でもねぇ。

 設定書を楽しく書いているうちに、設定自体が重くなっちゃって、物語を書くコストが跳ねあがっちゃうんですよね。

 細かいことを説明していると、それだけで文章が長くなっちゃいますし、説明だらけのお話なんて読んでも楽しくないですし。

 複雑すぎる設定も考えようなのです。


 設定を軽くするのも、物語を完結させるために必要な事なのかもしれません。


 ちなみに、活動休止中にどのような設定書を書いていたかというと、寄生虫に関する設定でした。

 えって思われるかもしれませんが、物語の中の異能が寄生虫によって付与されるものなので、どうしても仕様書が必須だったんですね。

 おまけにその寄生虫自体が敵対勢力と深く結びついているという。


 なので、とっても重要な設定なのですが、書いても書いても、書き終わらず。

 何度書き直してもまとまらず。

 これはとても完結が見えないなぁと思って、本編のプロットも筆が止まってしまいました。


 もう少し物事をシンプルにまとめる力が欲しいですね。


 話は変わりますが、たらこはyoutubeで解説動画をよく見るのです。

 歴史上の出来事や、武器やその時代の文化など。さまざまなジャンルの解説動画をよく見ます。

 中には事故や遭難を取り扱ったものもあり、とても興味深く見ているのです。


 youtubeには沢山の投稿者さんがいらっしゃいますが、再生数の伸びる投稿者さんはやっぱり説明するのが上手いですね。

 説明自体を聞いているのがとても楽しくて、ついつい夜更かししてしまいます。

 そしてやっぱりですが、情報をまとめるのが上手い。


 再生数が伸びやすい投稿者さんの動画は、必要な情報だけを分かりやすく伝えてくれるのです。

 30分程度の動画にぎっしりと情報が詰まっているのに、ぼけーっと見ていても情報が頭の中に入って来る。

 分かりやすいってやっぱり大切なのです。



 ◇



 情報の伝え方の上手さは、小説でも影響すると思うのです。


 物語の中の設定をどのように読者に伝えて、理解してもらうか。

 楽しんで読んでもらうためには、常に意識しておいた方がいいなぁと思っています。


 物事を分かりやすく伝えるには、どうやら一人でしゃべるよりも、途中で掛け合いを入れてくれる相棒がいた方がいいみたいです。

 解説系動画を見て思いました。


 一人で解説している動画よりも、キャラクターが二人いて掛け合いをしながらの方が、見ていて面白いんですよねぇ。

 これは諸説にも使えるなって思いました。


 後はボケとツッコミですね。

 片方のセリフに対して、片方が突っ込む。

 この流れができていると、テンポの良さが段違いなのです。


 ということで、次回はボケとツッコミについてお話ししましょうかね。

 お笑いとか全然関係ないお話になりそうですけど笑

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― 新着の感想 ―
[一言] 設定の仕様書を作成するのは、確かに楽しいですね。 私も専門用語集や年表などを加筆修正している時などは、世界観を作り込んでいる実感を抱く事が出来て楽しいです。 こうした設定集の存在は設定の矛盾…
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