31 評価と表現
こんばんは。
連日エッセイを投稿しているたらこですよ。
連載形式のエッセイだとポーンと思ったネタを、ポーンと投げられるのがいいですね。
短編だと割とがっつり推敲するので、連載はあんまり読み返さず気軽にできて気持ちが乗るのです。
何か書いてないと調子が戻ってこない気がするので、こうしてつらつらと文章を書いています。
あと、新しいキーボードを購入したので、早く慣れたいというのもありますね。
キーの感じが全然なれなくて打ち間違いが多すぎる苦笑
ということで、今回も活動を休止して思ったことを書きたいと思います。
たらこはなろうで小説を投稿し始めて、エッセイにのめりこみました。
理由は簡単で反応が貰いやすいから。
最初の方に投稿したエッセイがほぼ無名だったにも関わらず400pt取ってランキングにも乗ったんですね。
なのでめっちゃテンションが上がって、次から次へエッセイを投稿していきました。
投稿していくうちに創作系から日常系に内容がシフトしていったのはどこかでも書いたと思うのですが、創作系は感想の返信が難しいと感じたので、まぁ逃げたわけですね(以前と言っていることが違うと思う
日常系は平和な感想が多いので、割とふにゃーんと書くことができました。
きっと某エッセイストさまの影響を受けていたと思います(せいぞくせい
エッセイを書くことで反応が貰えて、楽しく活動を続けていたたらこですが、次第に筆が鈍り始めました。
エッセイだけでなく、短編小説もたくさん投稿して、それなりにポイントやPVを稼げるようになり、次第に欲が出て来たんですね。
PVが伸びる、ポイントが伸びる。
物書きとしてこれほどまでに嬉しいことはありません。書けば書くほど成長しているような気がして、病みつきになりました。
ええ、病みつきになっちゃったんです。
たぶん、活動を休止したくなったのもこれが原因。
PVやポイントを稼ぐために小説を書くようになりつつある自分が、どうしても受け入れることができなかった。
なろうに限らず、ウェブ小説で高い評価を受けるには、流行を追う必要があるというのはよく聞く話です。
実際にランキングの流行を取り入れてトレンドをチェックしつつ、小説を書いている人も多いのではないでしょうか。
もちろんこれを否定するつもりはありませんし、たらこも流行はドンドン取り入れていくべきだと考えています。
じゃないとテンプレ小説なんて書かないですからね(内容はテンプレとは言い難いけど
でもでも。
評価を気にして小説を書いていると、どうしても自分の好きな作風から離れてしまうというか、自分が書きたいものとは違うなって感じることがあるのです。
PVやポイントばかりに気を取られていると、新しいネタを思いついても「これは受けないんじゃないか?」って疑問に思って手が止まります。
そうこうしているうちに何も書かないまま、ひと月が過ぎ、ふた月が過ぎ、と時間が経過していきました。
自分の小説を読み返してみても、これは受けが悪そうだぞ。このままじゃダメそう。
みたいな悪い思考が浮かんできて、だんだん小説を書くのが億劫になっていきました。
まさに負のスパイラス。
そこで『どんな評価を得たいか』よりも『どんな表現をしたいか』を考えてみることにしました。
すると『ねとられ書きたい』『主人公を絶望のどん底に突き落としたい』『世界を破壊したい』というおぞましい思考が湧いて来るではありませんか。
ああ恐ろしい。
こんな暗くて陰鬱な内容の物語を書いても面白くないだろうなぁと思いつつ、お話を妄想しているとノリに乗っている自分がいる。
ううん、困ったなぁ。どうしよう。
どうしようもないんですよね。
結局、自分からは逃れられないわけでして(これもどこかで書いた気がする?
でもでも。
何かを書きたい気持ちをおざなりにしてまで、活動を続ける必要があるのかと、自分自身に問いかけてみました。
するともう一人の自分が面倒くさそうに答えます。
「好きに書けばいいだろ、バカ」
……と。
そう。好きにすればいいんですよね。
何か色んなもので自分を縛ってしまっていることにようやく気付けたような気がします。
でも、やっぱりPVやポイントは欲しい。
そんな欲張りなたらこですが、自分なりに折り合いをつけて頑張っていこうと思います。
うまく行くか分からないですけどね。
◇
なんか最近楽しいんですよね。
小説を書くことを考えるのが、楽しい。
あんまり書けてないんですけどね苦笑
ただ、自分自身がどんな表現をしたいのかを一番に考えることで、小説を書いているだけで「たーのしー」ってなってたかつての自分を取り戻せた気がするのです。