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異世界3日目 前編

  僕は三日目になりこの世界にもだいぶ慣れてきたということでギルドに行ってお金稼ぎをすることにした。父さんと町に向かいギルドを目指した。


 ギルドまでは歩いて一時間ほどのところにある町にあり僕と父さんは話をしながらギルドに向かった。


 「ギルドに行くのは久しぶりだけど今のタクミの力なら難しいクエストでもきっとクリアできるよ」


  「父さんありがとう。父さんを目標にしてきたからここまでこれたんですよ。だからありがとう父さん」


 それを聞いた父さんは嬉しそうだった。


 「タクミは優しいね。俺は賢者という立場に限界を感じていたのにタクミはその上を目指していたんだね」


 「父さんが賢者というすごい立場だったから僕は父さんを越えたいと思ったんですよ」


 僕は父さんの事を本当に尊敬していた。


 そんな話をしながら歩いていたらすぐにギルドがある町に着いた。この町はこの辺りではかなり大きい町だ。


 「ヒロユキさん久しぶりですね。しばらくこの町には来てなかったよね。ギルドの人たちもみんなヒロユキさんが来なくて寂しがってましたよ」


  町の人が話しかけてきた。父さんの事をよく知ってる人のようだった。


  「こんにちは」


 「もしかしてヒロユキさんの息子ですか?」


 「父さんの事よくお知りなんですね」


 「君のお父さんヒロユキさんとは一緒にダンジョンに行ったりした仲なんだよ」


 「そうだったんですね」


 父さんはこの町の出身らしく父さんの事を知ってる人は多いみたいだった。流石は賢者と呼ばれていて有名な父さんだ」


 「父さんはやっぱり有名人なんだね。なんか誇らしいな」


 「母さんと出会ったのもこの町なんだよ。父さんと母さんの思い出の町なんだよ」


 僕たちの母さんは僕と父さんが出かけてる間に魔王に殺されてしまって今は僕と父さんの二人暮らしをしていて父さんは母さんを殺した魔王を探して敵討ちをしようとしているらしい。


 「今からギルドで仕事探しですか? ヒロユキさんなら簡単にクリアできる仕事しかないんじゃない?」


 やっぱりみんな賢者である父さんを慕っているようだった。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 賢者と一緒にダンジョンに行った人が町の人と書いてあるところ。そういう人はもっと詳しく書いた方がいいと思います
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