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転生して子供になった僕は賢者の親より魔法適性があるみたいだ  作者: アカト
十魔王編

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十魔王編 42話 野宿 ユキとの話

 「僕は昼間宿屋で寝てたから大丈夫だよ。ユキの方こそ疲れているんじゃない?」


 僕はやっぱりユキの体が心配になった。


 「タクミくんはやっぱり優しいね。私は夕食のお店見つけただけであとはゆっくりしてたから大丈夫だよ」


 ユキは本当に大丈夫なようだった。僕は一安心した。


 「野宿するの初めてだね。持っていた寝袋が役に立つことがあるなんて。でも明日の戦いに影響無いといいけど大丈夫かな?」


 僕は明日の戦闘にみんなの体調に不安があることをユキに話した。


 「ルイちゃんもマイちゃんも、そんなヤワじゃ無いと私は思ってるよ。ダメな時はダメって、言える関係にもなってると思ってるし」


 ユキは二人のことを何も心配していなかった。それだけみんなの事を信頼しているのがわかった。


 「ユキはルイとマイの事、信頼してるんだね。その信頼関係は羨ましいな」


 僕はユキがルイとマイの事を信頼していることが羨ましいかった。


 「もちろんタクミくんのことも二人と同様に信頼しているよ。だから羨ましがることなんて何も無いよ」


 ユキは僕のことも二人と同様に信頼してくれていた。それが僕にはすごく嬉しかった。


 「ユキに信頼して認めてもらえて僕は嬉しいよ。僕もユキのこともルイのこともマイのこともすごく信頼しているよ。三人に出会えてよかったと思ってる」


 僕は今の気持ちを素直に話すとユキは照れていた。


 「もう、そんな風に言われると照れるよ。でも出会えてよかったなんて言ってもらえると私も嬉しいし、みんなも嬉しいと思うよ」


 ユキは照れながらも喜んでくれた。


 「多分僕一人だったらここまで十魔王を倒せなかったと思う。みんながいてくれたおかげでここまで十魔王を倒すことができた。これからもよろしくね」


 僕はここまでついてきてくれたことにお礼を言った。


 「私も一人だったらここまで十魔王を倒せなかったしルイちゃん、マイちゃん、タクミくんが一緒にいてくれたからここまで来られたと思ってるよ。あと四人の十魔王もこの調子で倒そうね」


 ユキはあと四人の十魔王を倒そうねと僕に言ってくれた。


 「もちろん。このメンバーなら、あと四人の十魔王を倒し、この世界に平穏を迎えよう」


 僕はこのメンバーなら十魔王を倒すことも可能だと信じていた。


 「そうだね。このメンバーならきっと十魔王も倒せるよね」


 ユキも僕と同じ考えだった。


 僕とユキはそんな話をしていたらあっという間に二時間経って有意義な時間を過ごした。

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