異世界2日目 後編
僕と父さんは森の奥深くにやってきた。今日の夕飯と明日の朝ご飯の食材集めのためだった。父さんと僕は分かれて食材を集めることになった。
僕は山を父さんは川で食材を集めることになり僕は父さん以上に食材を取ろうと燃えていた。僕は山にいる動物たちを魔法で倒しさばき肉や食べれる部位だけを持ってきた袋に入れていった。
袋がいっぱいになったので一度山を下り家へと帰った。すると魚が山の様に積んであった。
「流石は父さんだなー。一時間程度でこの量の魚を捕まえるとは、まだまだ父さんにはかなわないのかな?」
「おお。タクミもかなりの量の食べ物を手に入れたね。流石は我が息子だね。これだけあればもう十分でしょう。食料集め手伝ってくれてありがとね」
「親子なんだし手伝うのは当たり前だよ。でもやっぱり父さんは流石だね。一時間程度でこの量の魚介類を捕まえるなんて。やっぱりまだ父さんにはかなわないや」
魔法は父さんより上をいったが食料集めに関してはやっぱり父さんは凄かった。
そして僕と父さんで夕ご飯を一緒に作ることにした。父さんの料理はいつも美味しいから父さんから料理を学ぶことにした。
「料理を一緒に作るなんて久しぶりだね。タクミが料理を覚えたいなんて言ってくれて俺は嬉しいよ。タクミも料理を覚えておけば何かと便利だからいい心がけだと思うよ」
「父さんの料理はいつも美味しいから僕も父さんみたいに美味しいご飯が作れるようになりたくて」
そして僕は父さんに作り方を教わりながらご飯を作った。
「じゃあ食事の時間にしようか?」
「うん。父さん料理の作り方教えてくれてありがとう」
「良いってことよ。タクミからお願いしてくれるのは珍しいからね」
僕と父さんは夕飯にした。大体の物は僕が料理した。
「いただきます」
「はい。どうかな? 父さんの料理に近づいているかな?」
「うん。数回しか料理してない割にはいい腕してると思うよ。俺に近づくにはもう少し時間はかかるかな?」
「本当だ。父さんの味には程遠いなー。頑張ったんだけどなー」
「大丈夫。タクミは飲み込みが早いからきっとすぐに俺に追い付いちゃうよ」
やっぱり父親は偉大だった。そして僕たちはご飯を食べ終えて部屋で休むことにした。魔法は神様のおかげで父さんこえたけど料理は父さんに教わってもっとうまくなりたいな。
そんなことを考えてベットで横になっていたらいつの間にか眠ってしまっていた。