表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/60

十魔王編 4話

 「危なかったね。まさか十魔王が全員集まっているなんて思いもしなかったね」


 僕がマイにそう言うとマイは。


 「本当だね。流石に私とタクミだけじゃ一人二人は倒せてとしても全員は厳しいもんね。本当に逃げ切れて良かった。タクミの魔法に助けられたよ」


  僕たちは何とか十魔王から戦略的撤退をして洞窟に住むという大賢者の元に向かった。


  洞窟に向けて歩き出した。洞窟に住む大賢者がどんな人かを想像して話した。


 「やっぱり洞窟に住む大賢者って言ったらやっぱりお爺さんなのかな?」


 僕がそう言うとマイも「私も洞窟に住む大賢者って言うとお爺さんのイメージあった」


  僕達はそんな想像をして洞窟に入った。


 「すみません。大賢者さんはいらっしゃいますか?」


 僕が叫ぶと洞窟の奥から声がした。


 「そんな大声出さなくても居るよ」


 その声は女性のものだった。僕たちはビックリしながら洞窟の奥を目指した。


 そこにいたのは二十代くらいに見える綺麗な女性だった。


 「えっとあなたが大賢者さんですか? お爺さんかと思ってたのでこんな若い方が大賢者なんて驚きです」


 「全く失礼な奴だな。私が大賢者のユキだ。十魔王を倒す旅をしているんだろう。私も付いて行ってやってもいいぞ」


 「本当ですか?」


 「だが魔法力を見させてもらおう。足手まといな奴と旅をするほど暇じゃないんでな」


 「魔法力を見るってどうやって見るんですか?」


 「簡単なことだこの洞窟にバリアを張るこの洞窟のバリアを破って見せよ」


 「それくらい簡単に破って見せます。ネオユニヴァースアロー」


 僕が放ったネオユニヴァースアローはバリアを破り洞窟の奥を破壊するほどの威力だった。大賢者が呆然としていたので僕はこれで仲間になってもらえますか?と尋ねた。


 「これほどの力を持つ者がいるなんて。お主何者だ」


 「僕は賢者ヒロユキの息子ですよ」


 「あの賢者の息子がお主か。なるほど力は確かに私にも匹敵するかもしれん。これなら足手まといにはならないだろう。分かった。君らに付いて行くとしよう」


 僕とマイは「ありがとうございます」とお礼を言った。こうして三人の旅になった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ