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最強主義のデルミア学院  作者: 飯万優
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〜start〜

こんにちは。私は正直小説を書いたのは初めてなので読みづらいとは思いますが、そこは許して下さい!

――――俺は学校が嫌いだ――――

俺の名前は宮戸雄二。日本の武道名門家の一人息子だ。

幼い頃から武道に追われて、友達と遊んだりする事も無かった。俺は感情を失い、笑う事が出来なくなった。

だが、唯一俺が目標としてるのは彼女を作る事だ。

俺は幼い頃から親父の隠し持っていた少女漫画をよく見ていて恋愛というものに興味があった。

そして俺は今日から高校生。高校で彼女を作り充実したスクールライフを送ってやるんだぁ!!!!!

―――入学式当日―――

俺が今日から通うのは英帝学院高等学校という日本の中でもトップクラスの頭の良さ、日本の中でもトップクラスの部活動という完璧な学校だ。胸の高鳴りが隠さずに俺は学校へ行く。

「すげえ」俺は学校の校舎を見てふと口に出してしまう。

ガラス張り、そして高層ビルなどが学校の中に立っているという異常な光景が広がっている。なんなんだこの学校は。

「新入生のクラス発表はこちらでーす!」先生らしき人物が新入生に向かって声を掛けている。

「ん、1年C組か」俺のクラスは1年C組だ。さっそく教室に向かう。

「ねえ、君ってどこのクラス?」黒髪で、ポニーテールかつ小柄な女の子が話しかけてきた。美少女に心を掻きまわされそうになるが、心を落ち着かせ、俺は答える。

「俺はC組だよ。君は何組なんだい?」僕はそう返す。

「あー!一緒だね!よろしくね!名前なんて言うの?」

美少女が笑顔で俺に話しかけてくる。正直死にそう。

「俺は宮戸雄二。雄二って呼んでくれ」

そしたら彼女は笑顔で、「雄二君、ね?私は梨沢佳奈。佳奈って呼んでね。」

佳奈、か。可愛すぎるぅぅぅ!!!!!!

「佳奈、か、よろしくな」

こうやって、軽い自己紹介を終わらせた時に教室に着いた。

自分の席を確認して、佳奈と別れて席に座る。

「はい、今日からこのクラスの担任の、佐藤シュヴァルツシュヴァーナです。」

ん?名前凄いなとは思ったが、これが俺らの先生なのか。

金髪で、ツインテールの先生なんて存在するとは思わなかったが、今、いるんだと確信した。

「今日は、入学式があるので、先生についてきて、体育館に来て下さい。」

――――体育館――――

広い。広すぎる。500人程の生徒では有り余るくらいの広さがあるが、その中で入学式が始まる。

「はい、それでは入学式を始めます。校長のリレ・ティです。」

この学校の先生は外国の人だらけで金髪が多い気がするんだが...まあそんな事置いておいて話に耳を傾ける。

「まず、貴方達は、この学校の校舎に来るのは今日で最初で最後です」

体育館内がざわついている。今日入学したのに今日でこの校舎を使うのは最後というのはどう言う意図があるのか、俺にはわからなかった。

「貴方達は、今日から、デルミア王国のデルミア学院に全員編入してもらいます。」

体育館内がかなりざわつく。デルミア王国のデルミア学院。誰もが名前を知っている様な観光地があるデルミア王国。

そのデルミア王国で1番歴史ある学校のデルミア学院だ。俺はデルミア学院に格闘技の大会で行ったことがだいぶ前にあり、そのため名前は知っていた。

でもなぜこの高校とデルミア学院が繋がっているのか。俺には疑問でしか無い。

「君達は、かなり難しい問題を解きこの学校に入った。

素人じゃできないような問題を突破した。僕は君達がどこまで出来るか試したい。デルミア学院に行く事に不満がある生徒は退学だ。」

体育館内に怒号が飛び交う。これは意地でもデルミア学院に行かせるつもりだ。呑むしかない。やってやろうじゃないかという気持ちが出てきた。行くしかない。

「ちなみにデルミア学院では、クラスの昇降格制度がある。生き残らなければ退学させられる厳しい学校だ。せいぜい頑張るように。」

暴れ出す生徒も出てきた。だが、もう逃げ道はない。

「今日は帰宅して大丈夫です。明日、荷物を全て持って空港に集まるように。」佐藤先生がそう言った。

まあ今日で日本に居るのは最後だ、明日からはデルミア王国で暮らす事になる。

「雄二君、一緒に帰ろ!」佳奈がそう声を掛けてくれる。

やっぱこの女の子は天使だ。だが、なぜ悲しんでいないのか、クラスの生徒は大体感情が荒ぶっていたが、俺と佳奈だけ感情が安定している。佳奈も何か抱え込んでいるんではないのか、俺はそう思った。

「なあ、佳奈、お前はなんでそんな落ち着いてられるのか?」俺は単刀直入に聞いた。そしたら、彼女は真顔で

「私はさー、どこでも出来るって、自信があるんだよね、だから、悲しまずに真っ直ぐ生きるっていうか。」

凄い自信の持ち主だ。まあ前向きな性格なんだろう。

だが、同時に俺はこいつと友達になりたいという感情が湧いてきた。何故かが分からないが、今まで感情のなかった俺から感情が湧いてきたからだ。

「佳奈、俺と友達になってくれないか?」俺はそう話しかける。

「うん、いいよ!」佳奈は優しく答えてくれた。

ついにキタァァ!俺に友達が出来たというだけでもとても嬉しい。今日は落ち着きそうにないな。

――――1話 END――――


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