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member  作者: 九JACK
7/7

鎖鎌の少女

 閲覧ありがとうございます。

 本作は連載小説「RE」のネタバレを含む登場人物紹介となっております。

 さて、とうとう今回で人物紹介も最後です。実際出てきたのは「serve」のみでしたが、実は結構重要なポジションの子だったので、全体的なネタバレが多いです。ネタバレを好まない方は、本編を読んでからまたいらしてくださればと思います。

 懲りずにここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。


では、どうぞ──





挿絵(By みてみん)

◆本名◆

 明芳メイファン


◆渾名◆

 特になし


◆一度目の死◆

 義理の父親に殺される。


◆武器◆

 短い柄の鎌に鎖のついた武器を使う。鎖の先には分銅がついているこの武器は鎖鎌という変わった武器。

 鎌の刃で切りつけたり、分銅を放ち、相手にぶつけたり、と近中距離両用の武器である。武器としては便利だが、かなり扱いが難しい。

 ちなみに、この少女の義父も鎖鎌の使い手で、少女に鎖鎌を教えた本人でもある。


◆性格◆

 実年齢より幼く見られる容姿のため、子ども扱いされることを酷く嫌う。

 そのため、素直な感情を自分から表に出すことがあまり得意ではない。

 そこを除けば芯のあるしっかり者。責任感が強く、主人の頼みを忠実にこなす。別な意味合いでしっかり素直な子。

 波瀾万丈な身の上も自分の中で咀嚼し、受け入れていた。


◆名前の由来◆

 生前でも、輪廻の道でも、あまり幸福な生き方をできなかったため、せめて名前の中だけでも救いがあるようにと考えた。

 一文字目は"明るい"、二文字目の"芳"は"かぐわしい"から。読みの"メイファン"の響きも踏まえ、この二文字を選んだ。


◆その他◆

 長い黒髪に袖無しチャイナ服の少女。

 エルが"情のこわい子"と表現していたが、"つよい"と"こわい"をかけた表現。

 身の上も運命も全て受け入れ、自らの望みを追い求めて戦い続けた少女は、作中である意味で最も強い人物だった。

 そんな彼女は最終話付近で「幕切れを告げる役割を果たした人物」と表現されている。本編の実質第一話「start」は世界観説明のプロローグなので、作者としての第一話──輪廻の道での殺し合いの幕開けはこの少女が出てくる「serve」からである。

 それなのに、何故"幕切れ"なのか。──これは"輪廻の道"という世界の終わりの物語だったから。歪んだ世界の"幕切れ"の始まりを告げるのが、この少女の役割だった。




 さて、「RE」では言葉遊びを行っております。その言葉遊びはこの登場人物紹介ともリンクして行われています。

 「言葉遊び解答集」で種明かしを行いますが、わかった方はぜひ、九JACKまで一報ください。

 ここまでお読みくださり、ありがとうございました。





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