最強の砕器使い
閲覧ありがとうございます。
本作は連載小説「RE」のネタバレを含む登場人物紹介となっております。
今回は本編内での「tired」の回のネタバレが多いです。主人公の名前も出ていますので、ネタバレを好まない方は、本編を読んでからまたいらしてくださればと思います。
また、今後、前書きのたびに同じようなことが書かれていますが、懲りずにお付き合いいただければ幸いです。
では、どうぞ──
◇本名◇
蕪木沙羅
◇渾名◇
特になし
◇一度目の死◇
強盗殺人に遭い、両親の犠牲も虚しく、殺される。
◇武器◇
全身がすっぽり収まる大型の鎧という珍しい形の砕器。
鎧の至るところに棘がついており、走っただけで人を死に至らしめる。しかし、本人は怖くて逃げているだけのつもり。
頭の冑は取り外し可能かと思われたが、外れなくなっていたため、エルが鉾棒で強制排除した。
◇性格◇
臆病で早とちり。大人しい性格の一般人の少女だが、怖がりで勘違いが激しかったために生前、他者との交友関係はあまりなかった。
そんな自分が嫌ではあったものの、なかなか克服することもできず、強盗に遭い、あえなく命を落としてしまう。
自分の不甲斐なさ故に、両親も自分も死んでしまったのだと強い後悔を抱くも、人殺しに対する恐怖はそう簡単に拭えず、輪廻の道においても相変わらずな行動をしていた。
◇名前の由来◇
苗字はフィーリング。茶髪なので"木"という字を入れたかった。
名前は沙羅双樹から。沙羅双樹は釈迦の木ともされている植物だったと思うので、輪廻転生を扱う本作で、仏教的な要素も少し入れようと考え、ついた名前。
あと、"サラ"というのは女性によくある名の一つであることから。作中唯一の一般人であることも踏まえてつけた。
◇その他◇
容姿は可もなく不可もなく一般的な十代半ばの少女。茶髪。
作中で唯一の一般人。そして唯一"殺し"という言葉に全く関わりのなかった少女。
よくよく考えると、最も幸薄い人物だったかもしれない。