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一喜一憂ponpon!

「さて、ここいらで片付けは終わりかな。」

どっこいしょと重い腰を上げて荷造り終えた真っキレイな床に座り込み、あれしたこれしたと頭の中で指差し確認を終えて快い気分になってからトイレに向かった。

トイレに人が埋まってた、頭から。

どうやら荷造りしている途中にいろんなものをおすそ分けてくる隣人もトイレに突っ込んでいたようだった。

これでは犯罪者になってしまうとちょっとだけ焦ってちょっとだけ隣人を引っ張ってみた。

すると何やらごぼごぼと気泡が弾ける希望の音を聞いたので一安心しどっこらしょと綺麗になった床に胡坐をかいてあれとこれとと引越しし終えたのちどうしようか頭の中で指さし確認をした。

さて終わった子どだしともう一度隣人をちょいと引っ張ってみた、もがいているのだろう、トイレに震動が行き渡っていて非常に面白い、もいっかいどっこらしょしとこっかな。

予想通りどっこらしょして引越しのあれこれすべてが終わった後の生活を想像した。

そうだな楽しみが止まない、この隣人とおさらばできるってんのが一番楽しみだ。

府清潔すぎて女なのか男なのかわからない見た目をしているこいつは俺が引っ越した半月後、ちょっとばかし帰路に人の気配を感じたその時に引っ越してきた。

彼か彼女かが隣人となって以降人の気配が家の方でするようになったので多分そういう事なんだと思う。

改めて腰を上げてもう一回引っ張ってやった、もう妄想することは無くなったので引っこ抜いてやった。

「ぶはあ、あっ、あっ、あんた、鬼かっ!」

鋭いまなざしで睨んでくる性別不詳の化け物から眼をそらして尋ねてみた。

「なんで俺の家にいたの?」

「憎かったからだよ…」

イマイチピンと来てない顔をするとピンと来てないと思ってくれて話し始めた。

「オイラは、先生に、褒められてたんだよ…あなたは頭がいいわねって…でも、でもお前は頭がいいらしいじゃないか!学歴は確か早慶だったか…?」

ぼりぼりとその不浄な髪を爪でたてトイレの汚水が床に滴る。

まだまだピンと来てないのでピンと来てない顔をしておく。

あと一人称がオイラって、とことん性別が分かんない…

「頭がいいなんて、羨ましい…」

「学歴コンプって事?」

「違う、まったくもって違う、オイラの話していることは、IQの話だ。なんでもノー勉で受かったそうじゃないか?ええ?」

「IQ…みょーん、え、で?」

「オイラはな、小学生の頃に受けたIQテストで154をたたき出していた!なのに浪人生なんだよおおお!」

「つまり自分の唯一誇れるところであった賢さっていう点が俺という存在によってかき消され、アイデンティティと路頭を見失って八つ当たりしてんのね」

「死ね!理路整然と!それはオイラの専売特許なんだよ!」

「でも賢さだけじゃないと思うよ人間って、あるときは無知だったりあるときはオタクだったり、理性的であることが君のオタクなところだと思ってるなら、ちょっとイタイかも」

「死ね死ね死ね死ねえ!」

ぼさぼさのやつが立ち上がってこっちに向かってきた!ということでトイレに埋め込んで引っ越しました。

どうも、恥さらしです。

僕のお父さん行きつけの床屋行ってるんですが「床屋さんで知性ありますねって褒められましたっ」っていってたのがちょっと怖いくらいイタかったのでストレス発散ファイヤファイヤ

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