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団白虚録  作者: やんだやん
高校生
11/28

高1 7月1

季節は流れテストの時期がやってきた。

この学校は前後期制なので、夏のテストは中間テストと位置づけられる。

と言っても、授業スピードも並大抵では無いので、他の学校でいえば期末テストくらいのボリュームがあるらしい。



6位のうんちに負けるのが悔しくて、割と真面目に勉強してはいるが、それでも足りないくらいだ。

真面目なだけでは足りないだろうと春の実力テストで分かっていたが、まだまだ見込みが甘いと思っている。



そんなある日、うんちカイザーとたまたま帰り道に出会った。



「教室以外で会うの、なんだか久しぶりだなー白花」



さんを付けろようんち野郎と心の中で悪態をつきながら、



「私はうんちみたいな頭の人とは会いたくは無いけどね」



と、心の中の悪態がどストレートに化現した。

どうやら猿というのはうんちを投げるらしいので、こいつもうんちを投げてくるかもしれない!気を付けろ!!!と身構えながら話してみる。



「まぁーそう言わずに。テストも近いし一緒に勉強でもする?」



と、フランクに本気とも冗談とも捉える話し方で話を投げかけてくる。

誰がっ………!!!と、思いつつ、昔の受験のときを思い出した。あれで結構役に立っていたので、勉強を頑張りたい身としてはありがたい提案だった。



「塾とか忙しいんじゃないの?私は助かるけど」


「塾もテスト期間は自習室みたいなもんだからね〜

勉強出来るならどこでもいいし。白花と勉強するの俺好きだよ?」




カッーーーーーーー!!!!!!

一瞬頭が真っ白になった。

これでもかと目を見開いて彼を見据える。

その時の顔は般若の如しと言われても生易しいと自負していた。


脳みそが正常に物を考えられるようになるまでの、ほんの一瞬が永遠のように感じたあと、私は永遠の向こう側で最大限にエターナルな悪態をついた。


こいつは!!こんなところで!!なにほざいてんだ!!!!すっっ………とか!!!ばっっっっかじゃないの!?!?

心の中の白花が黒花になるほどに乱暴な言葉が流れていく。


それでも口はそこまでの悪態を帯びることなく、どうやら怒りを永遠の向こう側に置き去りすることに成功したようで、



「じゃあ、土曜図書館ね」



と、だけ言って駆け出した。


体が熱い。

夏の暑さだけでは無い。

走るという行為によって消費されたカロリーが燃焼する熱さでもない。

私はなんで自分が熱を帯びているかの理由も分からず、家へと走って帰った。


最後まで読んでいただきありがとうございます!

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