Episode1 「女神が操り過ぎなんですけど!」
え?・・・・・・・・え!?
ここ、、、どこ!?
目覚めるとそこは暗闇?というより異空間だった。
「お、おい!アニメで見たことあるぞ!女神とかくるやつだろ!」
なんて次の展開を予想していると奥から女神がやってきた。ほらやっぱり。
「あ、今日はどうされました?」
「病院かっ!」
軽いボケなのだろうか、ツッコんでしまった。
「模範的なツッコミ、どうもありがとうございます。私はそう、女神です。」
「ほんとに女神っているんですね。」
「はい、私が世界を操っています。」
「なにげにすごいこと言ってますね」
「あと、」
・
・
・
「あと・・・?」
・
・
・
「・・・スーパーの野菜の値段の相場も私が操っています。」
「主婦が困ってる原因はお前か!」
「これまた模範的なツッコミをどうもありがとうございます。」
「さて、あなたはなぜここに来たのかわかりますか?」
「はい。僕、死んだんですよね。」「いえ。」「え?」
「あなたは死んでなんかいません。ただ、」「ただ?」
「電車で目の前の女性を触ろうとしているところでこっちに意識を呼びました。」
「なんつうことしてくれてんだよ!」「痴漢魔が言うな。」「はい。」
「待ってください。ってことは今現実世界の俺は・・・。」
「はい。女性に触ろうとしながら意識を失ってます!」
「嬉しそうに言うんじゃねぇ!」
「ではここであなたに選択を。」「おお、アニメとかで見るあれか!」
「元の世界に戻るか、もしくは・・・。」「もしくは?」
・
・
・
「いやよく考えたら元の世界に戻るしかないですね。それじゃ戻します。では。」
「えーーーーーーーーっ!転生させろよ!」
・
・
・
「キャ~!この人痴漢です!」
「え?してないしてない!!!誤解だって!」ガシッ「はいちょっと事務室まで来てね」
俺を痴漢だと訴えたその女はどこかで見たことある顔をしていた。