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なにげない言葉

作者: 各務原逍遥

 読書も趣味のひとつである。今までによく読んだ作家、今

もよく読んでいる作家は、夏目漱石、川端康成、宮澤賢治、

太宰治、村上春樹、宮部みゆき、京極夏彦、恩田陸と、まだ

まだいるがキリがないので羅列はこのくらいにしよう。

 どの作家もそうであるが、気になるフレーズを見つけると、

必らずメモをするようにしてきた。

(本を読むときは、いつも手帳を横に置いている)

 そこで、どんな言葉をメモしたかを拾ってみることにした。

 

 恩田陸……『神は人間に好奇心という起爆剤を与えた。人

間が得た最大の贈り物は、知能ではなく好奇心だ。好奇心、

それ自体が目的となって、人間は冒険を続ける』

 若い頃から好奇心と探究心を糧に、小生も冒険を今だ続け

ているのかもしれない。

 川端康成……『末期の眼……季節の移ろいも出会った人も、

これが最後という気持ちで見つめること。そうすることによ

って、物事に対する感動が深くなる』

 小生の七つある座右の銘のひとつ、『日日是好日』と同じ

で、今日という日は二度と来ないゆえ、毎日充実した日々を

過ごしなさい。

 西田敏行……『できるだけ一人になる時間を持ち、読書し、

一人で考えることが大事である。考えて考えて自分の思想を

しっかり持つこと。万人の心を揺さぶり、読書という生命の

深呼吸を忘れずにいたい』

 読書は知らない知識が増えることで、心までもが豊かにな

る。そのおかげで、小説とエッセイを出版できたことは、人

生にとってかけがえのない宝物である。

 高橋元太郎……『人生は出会いに始まり、出会いに終わる。

つまり、生まれた時から数多の人や出来事と出会い、最後は

死に会って最後を終える。そんな一生を何ごとにも、ありが

とうの気持ちで生きていれば、元気で明るく過ごせるし、人

間本来の優しさ、思いやり、感謝をひとりひとりが認識する

ことで、素晴らしい世の中を送れるのではないだろうか』

 人には喜びを、吾唯足知われただたるをしる、今ある自分に満足をし、感謝の

気持ちを忘れないことが、しいては人に喜びを与えることに

なるのであろう。

 

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