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第一話 出会い

「お…お金…お金が足りない…!!」

私の名前は「間手原華(まてはらはな)

私はここ元宮地区の東國高校に通う高校1年生だ。

さて……高校に入ってから見ての通りの金欠女子高校生を続けている。

え?

バイトって……読者君よ…何も言うな。

キーンコーンカーンコーン。

「ようやく放課後だー!!」

私がバッグを持って帰ろうとした時。

ガラガラ……

教室の扉が開いた。

「華っち〜!!カラオケ行こうぜー!!」

……この元気の良い子は私の友達「山岡陽菜」だ。

「…ハルハル。私のお財布の中身を知ってる?」

「…………いくら?」

「980円」

「カラオケ一回も行けないじゃん。」

……結局その日はカラオケに行けなかった。


元宮地区 地下鉄西南線雲雀町駅にて……

ピッ…T・Pトレイン・パスをタッチしてホームへと向かう。

    〜〜♪テンテーン♪〜〜

『定時での運行を心がけております。ご要望がございましたらブースへお越しください。』

……月初めに60000払った定期代すら高く感じる。

虚無感ヤバい。

    〜〜♪テレ〜ン♪~~

『T・Pトレイン・パスを紛失してしまいましたか?領収書をお持ちであれば再発行いたしますので、駅員のもとへお越しのください。』

どうしたらお金が降ってくるんだろ。

そんなことを考えていら……バタン!

「痛!?」

どうやら誰かとぶつk………「めっちゃ可愛い………」(すみません!!!)

「ふぇ…?」

しまった…思わず()と「」が逆に…!?

相手は着物を着た狐の野生種の女の子…頭についてるケモミミがめちゃくちゃ可愛い…歳は13歳…にしては小さすぎる気もするけどってとりあえず謝らなきゃ!!

「すみません!!」

「あっ、いえいえ大丈夫ですよ。」

「なら良kって何かお買い物?」

「えっ…はい。お店をしててそれで……」

「えっ!お店!?」

「キャウ!?はい……潮ヶ丘に…」

「あの…めっっっちゃ失礼なんですけど…お歳は…?」

「…24です。」

「本当にすみませんでした。」

私はそう言って土下座した。

「えっ…あっ……勘弁してください…お人間さん…!!」

「マジで変な考え方してて…!!」

「いえいえそんな……」

「マジで何でもするんで許してください……」

「えっえ…なら…ウチのお店でバイトしてくれませんか?」

まさかの申し出に一瞬思考と時が止まった。

「え?え?え?」

「あっ……もちろんちゃんと時給も出s…「行きます!!!」

即答した。

   〜〜♪テテテン♪~~

「まもなく2番線に潮ヶ丘行きの列車が参ります。危ないですから黄色い点字ブロックの内側まで下がってお待ちください。安全確保へのご協力ありがとうございます。」

〜♪テンテンテテーテテンテン✕3♪~

そして黄色の列車が入ってくる。

『まもなく2番線に到着の列車は中洲、磯貝方面。潮ヶ丘行きです。』

「あっ…来ましたね。乗りましょう。」

お姉さんに言われた。

「あっ…はい」

そして列車に乗った。

  〜♪テテンテテーテテン♪〜

『ドアが閉まります。ご注意ください。』

  〜〜♪テテン♪テテン♪〜〜

そしてゆっくりと車窓がズレていくのを眺めながら私はあることを思い出す。

「あっ…そういえばお名前聞いてなかったですね。」

「あ、確かに…そうでしたね!!私の名前は『尾崎灯香(おざきとうか)』です。見ての通りの野生種で、種類は狐です。」

「私の名前は『間手原華』です。よろしくお願いします。」

「こちらこそよろしくお願いします華さん。」

「ちなみにいつ向かえばいいですか?」

「あっ…えっと…逆にいつがいいですか?」

「一応ウチは明日からでも構いません。」

「なら…明日から来ますか?」

「はい!!(小声)」

そしてこの小さな店主との不思議で面白いお話が始まるのでした。

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