第7話 超人協会
超人協会では、警察から網タイツ男の捕獲要請を受ける。超人協会会長の世荷ハバカルがマカレ秘書に言う。
「網タイツ男の捕獲はS級超人に見かけたら捕まえるように連絡しておけ。」「捜索はされないのですか。」
「網タイツ男は目立つ動き出せばすぐにわかるよ。それより映像を確認したのか。」「はい、網タイツ男と戦ったのは小堺日向でした。」
「小堺グループの御曹司め、まだあきらめていないのか。」「映像を見た限りではS級超人に近い力をつけていると思われます。」
「なんだと小堺グループの関係者を超人認定させてはならん。」「また、試験で落としますか。」
「もちろんだ。」「分かりました。」
ハバカル会長は小堺グループを目の敵にしていた。超人協会は財界の資金援助で運営されているが、小堺グループは軍用ロボットの投入計画を発表して超人協会と対立していた。
と言うよりハバカルが一方的に小堺グループを目の敵にしていた。
その頃、日向は源次郎とウォーキングをしていた。
「源さん、テレビ見ていたよ。強いなー、サツマイモ持つて行ってよ。」「源さん、山芋掘ってきたんだ。少し持って行くかい。」
「源さん、おかげでサツマイモが豊作だ。もらってくれよ。」
日向はイモを重そうに持って歩く。源次郎が日向に言う。
「今日はイモ尽くしじゃのう。」「師匠、毎日もらっている農作物はどうしているんですか。」
「食べているだろうが。」「食べていますが、残りはどうなっているんです。」
「亀じいが市場に卸しておる。規格外のものは寄付しておる。」「そうでしたか。」
日向は食べ物が無駄になっていないことに感心する。
「ところでレオタードマスクと連絡が取れないのだが、おかしいと思わんか。」「着信拒否されていませんか。」
「そういうことか。今度会ったらお持ち帰りしてやる。」「そんな犯罪者みたいなことやめてくださいよ。」
源次郎のレオタードマスクへの執着に日向はくぎを刺す。日向は源次郎に稽古をつけてもらいたかった。
しかし、源次郎は日課の修行するだけで稽古はしない。日向は仕方なく空いた時間を稽古の時間にする。
始めは源次郎の修行をこなすだけで動けなくなっていたが体が慣れてきたのだ。
日向は自分が強くなっていることに気づいていない。




