第4話 レオタードマスクの脅威
「フジミテレビのオサワギレイコが中継を開始します。ピンクのレオタードにキラキラマスク、出たーーー悩殺ボディ「レオタードマスク」だーーーーー」
「私も欲しいパーフェクトボディがさく裂だーーーーー」
「解説のヨモヤマさんどうですか。」「これは出るでしょう。ラブクラッシュ、カップル殺しの悩殺技です。」
「オーっとレオタードマスク、踊り出したーーーーー、男たちが誘惑されている。これは耐えられない。強烈だーーーーー」
「あーーーっ、男を取られた彼女が突撃ーーーーー、彼氏をビンタだ。恐ろしいラブクラッシュ炸裂ーーーーー」
「カップルがーーー5組崩壊、まだ増えるぞーーーーー、ヒーローはまだかーーーーー」
「今回は女性超人が対応することになるでしょう。」「ヨモヤマさん、女性超人ですか、興奮しますね。」
源次郎が赤いつなぎに黒マント姿でトイレから出てくる。日向が源次郎に状況を説明する。
「レオタードマスク、悩殺ボディ、わしの好物ではないか。日向、止めるでないぞ。」「師匠、戦うのですよね?」
「もちろん、悪はお仕置きじゃ。」
日向が嫌な予感を感じている。源次郎は堂々、レオタードマスクに近づいて行く。レオタードマスクが源次郎に気づく。
「じじいの超人?私はじじいでも虜にするんだから。」
「ヒーロー到着だーーーーー、あっじじいだ!赤い服、サンタクロースかーーーー」
「あ、あれは「赤い雷光」です。赤いつなぎのスーツに黒マント、間違いありません。」「赤い雷光ですか。」
スタッフからカンペを渡される。
「オーっと107歳のS級超人だ。レオタードマスクに通用するかーーーーー」
「赤い雷光は女好きです。レオタードマスクが危ういですね。」
「どういうことですか。ヨモヤマさん。」「彼は若い時、女性にもてましたが女癖が悪くて、女性関係のトラブルや週刊誌に叩かれて東京を追われたのですよ。」
「女の敵ですね。」「しかし、ヒーローとしては非常に優秀でした。世界を何度も救っています。」
「でも、クズでしょ。」「やけに女癖にこだわりますね。」
「こないだ別れた彼氏、三又かけていたんです。」「はあ。」
源次郎が動く。一瞬でレオタードマスクの横に現れる。
「いい腰じゃ。プルプルじゃのう。」
レオタードマスクの腰を撫でながら言う。
「この変態じじいーーーー」
レオタードマスクは源次郎に横蹴りを入れる。しかし、源次郎の姿が消え、レオタードマスクの正面に現れるとマスクをはぎ取る。
「赤い雷光ーーー速い、速すぎるぞーーーーセクハラ攻撃だーーーーー」
「レオタードマスク動きについて聞けない。アーっと、赤い雷光、マスクをはがしたーーーーー正義の味方なのにやることはエグイぞーーーーー」
「レオタードマスク、顔をさらしたーーーーー、美人だーーーーー美しいぞーーーーー」
「ほお、わし好みじゃ。どれ結婚するかの。」「もう嫌、帰るーーーーー」
レオタードマスクが涙を見せる。男たちの心臓がきゅんとなる。
「変態じじい、帰れー」「レオタードマスクちゃんをいじめるなー」「帰れ、帰れ、帰れ、帰れ・・・」
「何と赤い雷光ーーーー民衆を敵に回したーーーーー」
「レオタードマスクの涙は反則ですね。ヨモヤマさん。」「いいえ、レオタードマスクは正義です。」
ヨモヤマは涙を流している。オサワギは、ヨモヤマを「こいつもか」と冷たい目で見る。




