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第23話 カマキリ怪人の最期

 日向が確認するように言う。

 「今、飛んでいったのカマキリ怪人ですよね。」「えーっ、赤い雷光、何しているのよ。捕まえなくっちゃ。」

ハニートラップが慌てて言う。源次郎、日向、ハニートラップが店を出るとカマキリ怪人は他の宝石店に入るところだった。ハニートラップが言う。

 「何てこと、あの店はジャイアントボスが張り込んでいるわ。」「お前さんの手柄は消えたのう。」

源次郎の言葉にハニートラップが切れる。

 「赤い雷光ーーーーー殺してやる!」

ハニートラップが源次郎に殴り掛かる。源次郎はパンチを余裕でかわすとハニートラップの胸にタッチする。

 「くそじじいーーーーーまたやったわね。」

ハニートラップの動きが速くなりパンチやキックを源次郎に繰り出す。しかし、源次郎には通用しない。

 「ひょほほほ、まだまだじゃの。」

源次郎はハニートラップをからかう。


 一方、カマキリ怪人は店に入ると大声を出す。

 「動くな。殺すぞ!」「はい、いらっしゃい。」

カマキリ怪人の前に巨漢のジャイアントボスが立ちはだかる。ジャイアントボスの圧は凄まじい。カマキリ怪人は、襲う店を間違えたことに気づく。

 「失礼します。これで」「まあ、待ちたまえ。」

振り返ったカマキリ怪人の肩をジャイアントボスが右手で掴む。カマキリ怪人の肩がミシッと音を立てる。骨にひびが入ったのだ。

 カマキリ怪人は覚悟を決める。ジャイアントボスに向きを変えると草刈りガマを振りかぶって切りつける。ジャイアントボスの胸をカマが切り裂く。

 切り裂いたのは服だけだった。体にはキズ一つ付いていない。

 「何ということだ。このTシャツはお気に入りだったのに。仕方がないジャスティスパンチ。」

ジャイアントボスがジャスティスパンチを繰り出す。カマキリ怪人はパンチをかわす。

 確かにかわしたはずだったがパンチは軌道を変えてカマキリ怪人をとらえる。パンチはカマキリ怪人の顔面を粉砕する。頭は粉々になり店の中に飛び散る。

 女性店員が惨状に気を失う。残った店員は呆然と立ち尽くす。

 「失敬、やりすぎてしまった。私としたことが・・・・・」

ジャイアントボスはカマキリ怪人討伐を連絡する。しばらくすると黒メガネたちが現れ、カマキリ怪人の回収と店の清掃をしていく。

 ジャイアントボスが店の外に出ると源次郎と目が合う。

 「これは赤い雷光、お久しぶりです。」「お前さん、カマキリ怪人はどうした。」

 「ちょっとやりすぎてしまいました。」「殺したのか。」

 「殺して何が悪いのです。」「いいや。行くぞ日向。」

源次郎は日向と帰って行く。ハニートラップは源次郎のセクハラで泣き崩れていた。


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