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第22話 東京見物

 マカレ秘書がハバカル会長の部屋へ入って報告する。

 「赤い雷光が網タイツ男を退治しました。」「そうか、奴は死んだのか。」

 「いえ、瀕死ではありますが生きています。」「なぜ殺さない。」

 「それは私にも・・・」「網タイツ男を拘束しろ。」

 「はっ、黒メガネ部隊を向かわせます。」「護衛にB級超人をつけてやれ。」

東京駅の壁の中で壁画になっていた網タイツ男は拘束され担架で搬送される。網タイツ男が超人協会本部に到着した時には、話せるくらいに回復していた。

 ハバカル会長は網タイツ男の驚異的な回復力に驚き、本部地下の特別監獄に収監することにする。

 特別監獄は超合金製の拘束具とチタン製の監獄からなっており、怪人専用の造りになっている。ここに入れてしまえば網タイツ男は脱獄できないはずだ。


 源次郎と日向は仕事を終えたが、帰らず東京見物をすることにする。今は銀座の道を歩いている。

 「物々しいのう。平和とは程遠いわい。」「師匠、どういうことですか。特に変わった所はありませんが・・・」

 「何を見ておる。店の中に超人がいるぞ。」「あっ、本当だ。あの宝石店、赤マッスルがいる。」

 「どうやら、宝石店に超人を張り込ませているようじゃな。」「ハニートラップがいますよ。きれいだな。」

 「何、ハニーちゃんだと行くぞ。」「師匠、待ってください。」

源次郎はハニートラップが張り込んでいる宝石店に突撃する。源次郎が宝石店に入るとハニートラップはあからさまに嫌なものを見たという顔になる。

 「赤い雷光、生きていたのね。死ねばいいのに。」「ハニーちゃん久しぶり。相変わらず、いい尻をしているのう。」

 「くされじじい、どこを見ているの。出て行きなさい。」「わしとハニーちゃんの仲じゃないか。」

 「10年前の変態行為を忘れていないわよ。」

近づこうとする源次郎をハニートラップはしっしっと追い払おうとする。日向は源次郎を羽交い絞めにしてハニートラップから遠ざけようとする。

 「御曹司、そのじじいを追い出して。」「なぜ、師匠を嫌うのですか。」

 「10年前、女子高生だった私のお尻を撫でまわしたのよ。」「師匠、何をやっているんですか。」

 「わしはハニーちゃんを怪人から助けたんじゃ。たまたま、手が尻に当たったから撫でまわしただけじゃよ。」「師匠が悪いです。」

 「それより、日向、離さんか。」「だめです。おとなしくするまで離しません。」

そこへ草刈りガマを両手に持った怪人が入って来る。カマキリ怪人は大声で言う。

 「おとなしくしろ。殺すぞ。」

しかし、カマキリ怪人は無視される。カマキリ怪人は我慢ならない。

 「そこの小僧、俺より目立つなーーーーー」「僕のことですか。」

日向は源次郎を羽交い絞めしたまま振り返る。すると源次郎のバタバタした足がカマキリ怪人にヒットしてカマキリ怪人は店の外に飛んでいく。

 カマキリ怪人は襲う店を変えることにする。

 「くそっ、ひどい目に遭った。」

独り言を残して店を去っていく。


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