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第14話 日向vs怪獣

 フジミテレビのレポーターオサワギは、まだ中継を続けていた。ヘリのパイロットは精神を削られてフラフラである。

 「ヒーローはまだ来ない。街が壊れていくぞーーーーー」

怪獣は暴れて建物が壊されていく。そこにもう一機ヘリが飛んでくる。

 「来たーーーーー超人協会のヘリだーーーーー」

ヘリはビルの上のヘリポートに着陸する。ヘリから源次郎と日向が降りるとヘリは飛び去る。

 「ヒーローだーーーー誰だあれはーーーーー赤い雷光と期待の新人御曹司だーーーーー」

 「107歳と17歳、歳の差90歳コンビーーーーー勝てるのかーーーーー」

日向が源次郎に言う。

 「僕の活躍を見ていてください。師匠。」「無理するでないぞ。」

日向が屋上を駆けだし飛び出す。飛んでいく先には怪獣がいる。

 「御曹司飛んだーーーーー怪獣に一直線だーーーーー」

日向は飛んだ勢いのまま怪獣に向かって行く。怪獣は日向に気づいていない。日向は怪獣の背中に蹴りを繰り出す。怪獣は前のめりに倒れる。

 「御曹司、キックだーーーーー怪獣が倒れたーーーーー」

日向は、怪獣の背中にパンチをくらわせる。怪獣は思わす吠える。

 「がああああぁぁぁーーーーー」

怪獣は体を震わせて日向を振り落とそうとする。日向は飛び降りると怪獣の腹に蹴りを入れる。

 「御曹司、攻撃を続けるーーーーー効いているぞーーーーー」

怪獣は日向の攻撃に耐えながら立ち上がる。中継を見ているハバカル会長があざ笑うように言う。

 「健闘しているようだが、怪獣に決定打を出せていないな。どこまで持つかな。S級超人部隊の準備をしてくれ。」「はっ。」

マカレ秘書が答えると部屋を出ていく。日向の攻撃では怪獣は倒せない。二人には最初から分かっていたことだった。

 源次郎はビルの上から日向の戦いを見ている。日向の奴、どうやって倒すつもりじゃ。このままでは倒せないぞい。

 日向は自分の不利が分かっていた。自分の蹴りやパンチでは怪獣の堅い皮膚に攻撃が通っていないのだ。

 怪獣が尾を振って日向を襲う。日向は意表を突かれて、まともに食らって飛ばされ、20メートルほど飛ばされコンクリートの壁にめり込む。

 怪獣は日向めがけて突っ込んでくる。日向は必死にコンクリートの壁から抜け出し、間一髪で怪獣をかわす。怪獣の頭がコンクリートの壁にめり込む。

 「御曹司、苦戦だーーーーー勝てるのかーーーーー」

日向は渾身の力を込めて怪獣の腹にパンチを打ち込む。右のこぶしは、初めて怪獣の堅い皮膚を突き破って右腕が怪獣の体にめり込む。右腕を抜くと血が噴き出す。

 怪獣はコンクリートの壁を壊して抜け出すと日向を睨みつける。怪獣の喉が光り出す。そして、怪光線を日向に吐き出す。日向は間一髪でかわすと怪獣の横へ回る。

 日向は怪獣の腹を狙う。怪獣は尾を振って応戦する。

 「御曹司、頑張る。頑張れ御曹司ーーーーー」

怪獣は日向の素早い動きに対応し始める。日向は二度目の尾の一撃を食らう。打ち据えられて、道路を転がって行く。

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