ソンユ裏話
友達との合作でBL書いているので投稿頻度が落ちます。ごめんなさい。
屋上に行くかどうか、少し迷っていた。
静かに読みたいだけなら、部屋でもよかったから。
でも、今日はなぜか落ち着かなかった。
歓迎会。
人の波。
中心にいた、編入生。
――汐アキラ。
直接話したことはなかった。
けれど、視線の動きや、会話に入るタイミング。
場が騒がしくなるほど、少しだけ後ろに下がる癖。
「見てないようで、ちゃんと見てる人」
そういう人は、案外少ない。
足湯で本を読んでいると、気配が増えた。
不用意に近づかない距離感。
音を立てない座り方。
やっぱり、と思った。
本のタイトルを聞いた時、正直少し賭けだった。
でも、当たった。
――この人、同じ棚を見てきた人だ。
十二巻、と聞いた瞬間、心臓が跳ねた。
嬉しさが先に出てしまったのは、反省点。
それでも、本を貸してくれた時の間。
ほんの一瞬だけ、迷ってから渡す仕草。
(ああ、この人は「人」を大事にするんだ)
名前を言わせなかったのは、意地悪じゃない。
ただ、確かめたかった。
「自分が見られていた」
その事実に、どう反応するのか。
驚いて、戸惑って、でも否定しなかった。
やっぱり。
この人は、#*+%#”$%#”!”#”$#”なんだ...
でも、根っこは驚くほど正直だ。
……少しだけ、秘密を共有してもいいかもしれない。
そう思ったのは、
きっと私のほうだった。
完結に向けて頑張って執筆していきますので、「面白い!」「続きを読みたい!」と思って頂けたら、ブックマークや評価をして頂けるとうれしいです!
モチベーションががあがると、寝る間も惜しんで執筆してしまいます。
これからも、よろしくお願いします!




