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その恐ろしい結末に
どでかいテーブルに、どでかい白い皿があったのだ。
その皿の中に入ろうとした者がいた。
彼の名は、スパゲティソルジャー。
そんな彼は、茹で上がる前の体を駆使しながら皿の中に忍ぶように入った。
そして、うまく中に入ることに成功したが...
そこにいたのは、タラコだった。
しかも、そのタラコ。
人間の顔がついとった。
真っ赤な体をくねらせながら皿の外へと追いやろうとするタラコに、スパゲティソルジャーは、怯んだ。
「たっ、たらこめ!私の剣を簡単に掴むとは....」
そういった束の間、天空から銀色のフォークが舞い降りた。
そして、タラコとスパゲティソルジャーは、タラコ唇のブラックホールへと誘われたのでした。