VOL81 「ファンクで体が動き出す」
明日日曜は大正のライヴ居酒屋
田中屋酒店で出演。
先週のティンズホール
(天王寺、インターナショナルバー)
に続いて2週連続となる。
コロナ以後ライヴ回数は激減
してしまって先週は5ヶ月ぶりの
ステージとなった。
古いガイジン仲間5、6人が
来てくれたりでみんなノリノリで
楽しんでくれていた。
やっぱりナマの音楽空間はイイなあ。
映画が大好きだから休みの日に
ウチでゆっくりレンタルDVDを観るのも
大切な時間だけど、ステージでの
高揚感、達成感、そして観客との
交流は普段味わえない
また特別なものだ。
しかも大好きな70、80年代の
欧米ロックをガイジン達と
ステージでPLAYできるように
なっている現状は本当にありがたい。
子どもの頃からオカンが弾くピアノを
聴いていて、小6から
アコースティックギターを弾き始めた。
19歳で初めてロックバンドを結成。
音楽に触れるジンセイであってよかった。
今のREVolutionでのライヴ活動は
もう15年になる。
レパートリー曲の7割が
ハードロック、3割がファンク
といったところ。
ハードロックはストレートに
ハートにガンガン来る音楽。
で、ファンクとは?
時々訊かれるんだけど、
この説明は俺にはやや難しい。
ジャズ、ソウルの流れを汲む
アメリカの黒人音楽かな。
16ビートで、シンコペーションの
テイストとベースの躍動感が
グルーヴを生み出す。
思い起こせば高校の時から
よくディスコに行ってたけど、
とにかくまずベースが重くうねる
フレーズを聴くと胸がザワザワして
コーフンして自然に体が動き出すのを
感じていた。
ファンクということばは知らなくても
ディスコミュージックを聴くと
燃えてしまう俺はあの頃から
このジャンルが好きだったんやなあ。
原始的な本能をシゲキする
音楽のように思う。
REVolutionのレパートリー曲は
ほとんど全てギター&ヴォーカルの
ドミニクが選曲している。
その音楽センスは素晴らしく、
俺の好みにピッタリで、
多くを学ばせてもらってきた。
彼はイギリスの白人なのに
なぜか音楽的には黒人のような
深い感性も持っていて体の芯には
ファンクが染み付いている。
明日もハジケる。
俺らはスタジオミュージシャン
ではなく、ライヴミュージシャンだ。
自分達はもちろん、できるなら
観ているお客さんにもウキウキして
もらえるステージを披露できれば
サイコーだっ。
こんなんどお?
REVolutionによる
レッドホットチリペッパーズの
「Give it away」のカバーの
ユーチューブ動画。
https://youtu.be/9M8jMo_NF5E?si=P9L1cjXxDwwDq3Or
ファンクにラップテイストが
加えられている。
2016年田中屋酒店でのステージ。
ドミニクと俺以外はメンバーが帰国
したりで何回も入れ替わっている。
この時はドラム、ヴォーカルが
アメリカ人。
現在はドラムが日本人、
新しく加わったヴォーカルが
アイルランド人。
ドミニクも俺も現在はロン毛だけど、
この時はまだ二人とも髪は短い。