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マニアックなレオ  作者: レオ
74/115

VOL74 「原書のススメ」

映画が好き。

劇場にはほぼ行かないけど、

常に数枚DVDをレンタルしている。

邦画も少し観るけど、

ほとんどは洋画になる。

日本語吹き替えは字幕を

読み続けなくて気楽なのかも

しれないけど、観る気がしなくて

やっぱり原語で聴きたい。

当然ながら演者本人の声

じゃないからだ。

刑事コロンボみたいに

もはや脳に刷り込まれてたように

見事に声と話し方のイメージが

合致していたらまあいいのかも。

でも字幕がないとほとんど

内容はわからない。

ラスベガス、ブロードウェイ、

ロンドンなどでいろいろ

ミュージカルやショーも観たけど

ホントに素晴らしいのに

ほとんど聴き取れない。

もう40年近くもガイジンと

交流があって英語に触れる機会が

あったし、NHKラジオ英会話番組

などで勉強したにも関わらず、

リスニングの才能がなくて

話す相手や内容によって3〜7割程度

しか聴き取れないのが長い悩みだ。


中学生になって授業で英語に

出会って、このことばを勉強したら

いろんな国のひとと話が

できるのかあ!とコーフンした。

同級生の母親が自宅でしている塾に

通うと文法だけでなく、アクセント、

発音まで上手に教えてもらえた。

学力は中の上程度だったけど、

英語だけはいつも成績がよかった。

日本では英語はほぼ受験のための

学科のようで、多くのひとは学校を

卒業したら数学の微分積分や

化学の原子記号などと同じく英語に

触れる機会は激減してしまう。

でも俺は英語や外国に対する興味が

継続されていたのか、社会人に

なってからもどこかで英語と

繋がりがある環境が続いていった。


20代の頃に高校受験が迫った中学生に

英語の家庭教師をして、2年後に

また依頼が来てその弟にも教えた。

オーストラリア人ペアと

知り合ったのをきっかけに当時まだ

大阪にはほとんどなかった

インターナショナルバーへひとりで

毎週通うようになって、どんどん

いろんな国から大阪に移住するように

なったひとと関わるようになった。

特にその頃知り合ったイギリス人

ドミニクとはバイクを通じて

仲良くなり、ツーリングやレース、

キャンプ、空手など、

さらに2010年からはロックバンドを

結成してライヴ活動を一緒に

続けるようになり、現在も継続中。


30代の頃には数カ月だけだったけど

ボランティアでインドネシアと日本の

子ども同士の文通を翻訳した。

仲がよかったアメリカ人の女の子が

帰国した時は1年以上初めて

英語で文通した。

当時経営していたアメリカンバーで

開店前の夕方に時間と手間をかけて

自作した会話ベースのテキストを元に

おとな初、中級5、6人相手に英会話の

個人レッスンと小学生3人のグループ

レッスンも週一回ずつ2年間続けた。



英語の勉強の一環として、

それに映画のように演者本人の声で

聴きたいという気持ちと同じく、

外国の小説も日本語に翻訳されたもの

ではなく原書でホンモノを感じたいと

思って30代の頃に何冊か読んだ。

難しい単語や表現が多いと読む気が

なくなるから、映画を観て内容を

知っているものか、子ども向けの

ストーリーのものを選んだ。

ターミネーター、氷の微笑、

バックトゥーザフューチャー、

チャーリーとチョコレート工場、

マチルダ、フォレストガンプ1、2

(2は映画化されていない)、

あとは覚えてないけど

もう2、3冊あったような。

紀伊國屋書店など大きな店では

買えるし、中央図書館でいくらかは

借りることもできる。

当時は1ページの中にわからない

単語が10くらいあるのを根気よく

辞書でひいていたから

ものすご〜く時間がかかった。

もう長らく洋書は読んでいないけど、

今はネットでパパッと調べれるから

圧倒的に速く読み進めれるんやろな。


小説を映画化する時はストーリー

全てを詳細に映像化するわけでない。

作品によってはかなりの部分を

端折って制作される。

映画を観るだけでは

バックトゥーザフューチャーの

マーティーが学校の担任から

問題児のように扱われているけど

なぜかはよくわからない。

原作では教室でのマーティーが

イタズラしたりの悪ガキぶりが

描かれているのでより深く

彼のキャラクターがわかる。

フォレストガンプでは映画にはない

ガンプが宇宙飛行士になるまでの

ストーリーが描かれ、さらに続編の

2では彼の子どもまでもが

登場するのである。


映画や小説が好きな皆さあ〜ん、

ネットの辞書を活用してより深く

元の作品や登場人物の心情を感じれる

原作を読んでみるのはいかがですか?


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