VOL73 「表現の世界は無限だ」
27歳、初の海外旅行で1ヶ月近く
アメリカ周遊ひとり旅をした。
それまで高校の講師(体育、保健)、
スイミングクラブのコーチという
教育の世界の仕事だったというのに
帰国後カルチャーショックから
いきなりアメリカンバーを開業。
(14年間営業)
店のHPを作成してくれた友達が
コンテンツに何か現在進行形のものを
アップしていくべきだ、
とアドバイスしてくれたので、
人生が大転換するきっかけとなった
「世界はオモロイ」転生のアメリカ編
を連載してみたら予想以上に
お客さんや友達から好評だった。
それまで考えたこともなかったけど、
小説は別次元の話としてもしかして
自分にはノンフィクションの文章なら
書くセンスはあるのかも?と感じた。
1、2年置きに店を閉めてアメリカ、
ニュージーランド、ヨーロッパなどへ
2、3週間の旅行に出かけた。
「世界はオモロイ」は
驚愕のニュージーランド編、
流浪のヨーロッパ編で3部作に発展。
合計100回余りの連載となった。
思い返せば小5の作文にフナの解剖を
した時のショッキングな気持ちを
書いた時に、普段はとにかくよく怒る
担任の女の先生が俺を呼び出して
「アンタの文章力はスゴい!
今度の作文コンクールのために
期限までに何か書いておいで!」
と初めてホメてくれた。
でも、めんどくさくて結局そのまま
ほったらかしで提出期限が過ぎて
またしても怒られたのだった。
あの先生が俺の文才を認めてくれた
第一号だったことになるとはなあ。
絵を描くのは上手くはないけど、
風景画を描いてる間はその空間に
没頭してアタマがスッキリする。
すごいシゲキとリラックス感。
30代後半に学生時代以来初めて
イーゼル、スケッチブックなど
画材を買って、スイミングコーチの
後輩を車に乗せて二人で、滝畑ダム、
鶴見緑地の水車、南港に停泊する船、
太陽の塔、中之島公会堂、通天閣、
などを2、3回ずつ通って描いた。
イタリア、スペインなどの建築物や
街並みの風景を眺めるのも大好き。
写真の才能はわからないけど、
初のアメリカ旅行での写真を
現像に出した時、
サンフランシスコの路上で
バグパイプの演奏に合わせて
キレイなコスチュームで揃えた
アイリッシュダンスを披露する
少女グループの写真を見て
店のおっちゃんが気に入って
無料で大きく引き伸ばして
額に入れてくれて嬉しかった。
駅前の銀行のロビーに1ヶ月間
飾ってもらえた。
最も多大なエネルギーを注いできた
芸術活動は音楽。
2010年に結成したロックバンドの
無茶苦茶忙しかったライヴ回数は
250、300回?
コロナ以後ほとんどなくなって
しまったけど、まあボチボチでも
楽しんでいきたいな。
才能があろうがなかろうが
そんなことはどうでもよくて、
芸術活動というものは自分自身が
ただ楽しんだり、そのシゲキから
何かを学んだり、成長できる
素晴らしいものだ。
さらにもし、自分以外の誰かにも
作品から何かを感じてもらえるのなら
アーティスト冥利に尽きる。
また絵を描き始めてはみたいけど、
残念ながら俺にはデッサンなどの
技術もセンスもたいしてない。
でも筆で描く水彩画や油絵だけが
表現力のすべてではないのだ。
発想は自由、限界なんてない。
色彩感覚やイメージ力だけで
斬新な作品を創作できる方法が
いくつもあることを
ユーチューブで知った。
こんなやり方はどうだろう?と
自分なりのオリジナリティ溢れる
手法を編み出して、過去に存在
しなかった新たなジャンルの作品を
生み出すアーティスト達には感服だ。
ここで1人の素晴らしい作品を
紹介したい。
こんな方法をよく思いつくものだ!
動画の最初の方からは想像できない
展開で鮮やかな作品が仕上がる。
他にもユニークなアーティストは
たくさんいるけど、
まずは今度絵の制作活動に
とりかかる時はこれを参考にするぞ。
「Amazing acrylic pour flower painting」
https://youtu.be/0wimMbkNqdE?si=N0-CYjnbRejDFk_B