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マニアックなレオ  作者: レオ
26/116

VOL26 「I Fink U Fleeky」

芸術に関わる者の感性は

非凡であるべき部分があると思う。

昔から多くの著名なミュージシャン、

画家、俳優などが逮捕されたり、

自殺したりといったことが起きている。

想像力、表現力が高い芸術家たちは

感情を抑制したり、モラルを遵守する

という一般的な感覚が欠如していたり

するとでもいうのだろうか?


俺は音楽を聴くだけでなく、

何百回もステージに立ってきている

経験も加えて、表現者側の目線でも

芸術作品を味わい、感じる。

「これは自分の発想にはないなあ。」

「この表現力は見習いたいな。」と。

そこで、彼らが奇妙な日常生活を

過ごしていたり、犯罪歴があることを

メディアを通じて知って驚いても

こう割り切るようにしている。

「人間は完全ではない。

誰しも長所、短所、多面性を持っている。

芸術を披露している時の彼らの

輝く才能に魅せられるのならば、

彼らの問題行動やひどい過去は

それは別の話で気にしない。」



南アフリカのラップユニット、

「ダイ アントワード」。

世界のあちこちの音楽フェスで

出場をキャンセルされたりする

問題グループである。

一度見たら忘れられない強烈な印象を残す。

映画「第9地区」で話題を集めた

ニール ブロムカンプ監督

(ついこの間「グランツーリスモ」を上映)

の「チャッピー」にも出演。


そのクールで奇抜な世界観は世界中に

多くのカルト的ファンを誕生させた。

ニンジャ(男)と

ヨランディ ヴィッサー(女)は

音楽だけでなく、PVで

そのアブナいセンスを爆発させる。

動画によってはグロテスク、

暴力の描写が激しいものもあるから

誰もが好きになることはないはず。

でも好奇心に任せて、

少しの?拒否感を乗り越えていける

アナタなら唯一無二の刺激を

存分に楽しめるでしょう。


この「I Fink U Freeky」は

シンセサイザー中心の演奏に

クセの強いヘアスタイルの

ヨランディ ヴィ゙ッサーが

独特の発音で歌い出し、

中盤でヤバいニンジャが

見事なラップで加わってきて、

クライマックスに向けて

駆け上ってゆく感じやろか。

白黒の映像が現実的でない

フシギな不気味さを増している。

ちょっとユニークで、

ちょっとエロくて、

ちょっとグロくて、

ちょっと可愛いくて、

パワフルな映像と音楽の融合。

中毒性あるかもね。


シ ゲ キ っ 。



「I Fink U Freeky」


https://youtu.be/8Uee_mcxvrw?si=L3XHj418gGxtkyAT


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